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22番目のアミノ酸?
先日、Sciece誌で22番目のアミノ酸が数十年ぶりに発見されたという論文が出たという話を小耳に挟みました。 わたしが授業で習ったのは20種類だったと思うんですが…。どういう根拠で,どういうアミノ酸があと2種類加わっているのでしょう? 詳しい方、教えてください。
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> Sciece誌で22番目のアミノ酸が数十年ぶりに発見された > という論文が出たという話を小耳に挟みました。 参考 URL サイトに紹介されているものですね。ADEMU さんがお書きの「Pyrrolysine」ですね。「Science」の5月24日号に載ったようです。 > どういう根拠で,どういうアミノ酸があと2種類 > 加わっているのでしょう? 「Pyrrolysine」に関しては,『the new amino acid, its codon, and the specialized tRNA』を見い出したようです。詳細は直接御覧下さい。 なお,私の場合は(学内 LAN で,Science 誌を図書で購入しています),文中の「Science」のリンクから「Full Text of this Article」とたどって,実際の記事を見る事が出来ました。fujishiro さんの環境で可能なのかどうかわかりませんが,興味があれば試みて下さい。 また,著者の Krzycki のサイトへのリンクもあります。
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MiJunです。 以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「New amino acid discovered in Methanosarcina barkeri」 ●http://unisci.com/stories/20022/0524025.htm ('New' Amino Acid Opens Door For Industrial Enzymes) ◎http://www.acs.ohio-state.edu/researchnews/archive/aminoacd.htm (NEW AMINO ACID DISCOVERED; FUNDAMENTAL BUILDING BLOCK OF LIFE) ●http://www.cbc.ca/stories/2002/05/24/amino_acid020524 (New building block of life discovered) ●http://www.cosmiverse.com/news/science/science05240202.html (New Fundamental Building Block of Life Discovered) いろいろなサイトで取り上げられているようです・・・。 ご参考まで。
MiJunです。 ADEMUさん紹介のNatureのRef.にありますが、お探しのScieceのペーパーに関してはは以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「Pyrrolysine encoded by UAG in Archaea: charging of a UAG-decoding specialized tRNA」 ◎http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=12029132&dopt=Abstract (A new UAG-encoded residue in the structure of a methanogen methyltransferase) ご参考まで。
- ADEMU
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セレノシステインは21番目です。 Pyrrolysineだそうです。
専門外ですが、ama002さんの回答を元に、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「翻訳終結と分子擬態」 このページの記載によると ・セレノシステイン(21番目のアミノ酸) とあり、22番目は別のようですね・・・? ◎http://www.bi.a.u-tokyo.ac.jp/~jun/RESEARCH/selene.html (セレノシステイン (Se-Cys)) 22番目は、ここにある「セレノメチオニン」でしょうか・・・??? ●http://www.guide.co.jp/atopy/mineral/ (亜鉛とセレンがアトピーさんに注目される理由) 因みに、PubMedで「selenocysteine chemistry review」で検索すると69件Hitします。 ご参考まで。
- ADEMU
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セレノシステインは21番目です。
- ama002
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セレノシステインです。通常、終止こドンであるUGA配列では翻訳はストップしますが、UGA終止コドンは多くの生物種でセレノシステインとしても読まれることが知られています。
お礼
早速ありがとうございます。終始コドンでもアミノ酸に変換される場合があるということですね? それっていつ頃わかったことなんでしょう?
お礼
ありがとうございます!うちの大学はサイエンスを電子雑誌で取ってないんですよ~。本誌が届くのはまだ先だし…。 アミノ酸とそれに対応するコドンとtRNAがそろったということなんですね!