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同次座標 比例 記法
同次座標というのがあります。 たとえば、3次元空間で、原点からの方向を考えたいとします。 3次元空間の各点に対して、原点からの位置ベクトルを考えたとき、 (1,2,3)や(2,4,6)や(-3,-6,-9)などを同一視したい。 このとき、比例を用いて、 1:2:3=2:4:6=-3:-6:-9 とかけるので、一般に、 x:y:z=1:2:3 (ある実数kにおいて、x=k,y=2k,z=3k) と表せます。 これは「:」という記号のすばらしさだと思います。 ところで、それは3つの数の組に同じ数をかけたものを等しいとみなしました。 今度は、3つの数の組に同じ数を足したものを等しいとみなしたいとします。 (1,2,3)に対して、(2,3,4)や(-1,0,1)などを同一視したい。 そういった座標は一般には知られていますか? 便利な記法はありますか? その他、なんでも情報があればいただきたいです。
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何について聞きたいのかいまいちつかめなんいですが、平行移動を同一視するなら物理でいう慣性系かな? これから先、もしかしたら的はずれなことを書くかもしれないんですが、 同次座標なら3次元の座標を表すのに(x,y,z,w)のように4次ベクトルを使うはずなんです。 またそのときに(1,2,3,1)と(2,4,6,2)と(-3,-6,-9,-3)は同じ(1,2,3)を表しますが、3次元上の(1,2,3),(2,4,6),(-3,-6,-9)を同一視するわけではありません。 (1,2,3),(2,4,6),(-3,-6,-9)は同次座標でそれぞれ、(1,2,3,1),(2,4,6,1),(-3,-6,-9,1)と書かれそれぞれ区別されます。 また同次座標系の便利なところですが、通常3次元座標を3次元ベクトルで書くと、拡大・縮小はベクトルの定数倍で書けるのですが、平行移動はベクトルの和でしか書けません。 同次座標でしたら、平行移動も行列の積で書くことができます。 また、同次座標ならば方向ベクトルを指定すれば(x,y,z)方向の無限遠点を(x,y,z,0)と書くことができます。
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「同次座標」での「移動」のことでしょうか。 アフィン変換に「平行移動」がありますが、「同次座標」を使えばアフィン変換を線形変換に帰着させることができる、 ということのようです。 下記ページなど参照。 -------------------------------------------------- http://nis-lab.is.s.u-tokyo.ac.jp/~nis/CG/cgtxt/cg2/cg024.htm >2.4 2次元の座標変換
お礼
ありがとうございました。
- koko_u_
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お求めの物は原点(0, 0, 0)と点(1, 1, 1)とを結ぶ直線と垂直になる2次元平面と同じですね。 単なる商空間のひとつなので特に名前はありません。
お礼
ありがとうございます。 視覚的イメージはそれでいいと思います。 普通の2次元同次座標は、半球(射影平面)と同一視できると思います。 そして、座標は、 x:y:z=1:2:3 つまり、 ある実数kにおいて、x=k,y=2k,z=3k などと表せます。 今度は、3つの数の組に同じ数を足したものを等しいとみなしたいとします。 (1,2,3)に対して、(2,3,4)や(-1,0,1)などを同一視したい。 そのとき、座標を、 (x,y,z)≡(1,2,3) (mod (1,1,1)) つまり、 ある実数kにおいて、(x,y,z)-(1,2,3)=k(1,1,1) などといった記法はよいでしょうか? それとも許されないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 ところで、同次座標と射影座標の違いってなんでしょうか?