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同次多項式について
同次多項式における定理、 同次多項式f(x,y,z)の因子は、また同次多項式である の証明をわかりやすくおしえてもらいたいのですが・・・ よろしくお願いします。
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定理かどうかは知りませんが、簡単に証明できますよ。 一般的に次のように言い換えて証明します。 「体K上の同次多項式 f(x_1,・・・,x_n) の因子は、 また体K上の同次多項式である」 質問については n=3で係数が整数(有理数)の場合であるため 上記証明に包含されます。 とりあえず、環、整域、体とか言う言葉を知っていますよね? 知らない場合はわかりやすくないので(^^A イメージだけつかんでください。 (proof) 背理法による: f(x_1,・・・,x_n) が K上既約多項式ならば、 因子は定数か自身の定数倍であるため明らか。 したがってK上可約としてよい。 このときfの同次でない因子をgの存在を仮定する。 fは可約より f(x_1,・・・,x_n) = g(x_1,・・・,x_n)q(x_1,・・・,x_n) とあらわせる。(剰余定理) ここで gの最大項の次数をK,最小項の次数をk qの最大項の次数をL,最小項の次数をl とすると、右辺の次数は最大L+K,最小l+kであるが gは同次でないので L+K != l+k これはfが同次であることに反する。 ※同次多項式とは、各項の次数がすべて等しい多項式である。 例 f(x,y) = x^2 + 7xy + y^2 (2次で同次) f(x,y,z) = x^3 + 3xyz + y^3 + x^2y (3次で同次) f(x,y) = x^2 + y+ 3 (同次でない) ※因子とは、整数でいう約数。体(整域)上で定義される。 ※既約多項式とは、整数でいう素数。体(整域)上で定義される。
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- mmky
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#1のmmkyです。 #3のkannyuさんの正しい回答がありますので、#1は間違いとして忘れてくださいね。 お詫びと追伸まで
2つの因数に分解できたとします。 片方の因数で最高次をk,最低次をl もう一方をm,nとすると展開式は 最高次がk+m,最低次がl+n ですから同次多項式でないことは明らか。
- mmky
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参考程度に 同次多項式は、「同じ次数をもつ」と「多項式」という二つの意味を満足するものですね。 例えば、二つの意味を満足するものとして、次数2の多項式を考えます。 f(x,y,z)=(x+a)^2+(y+b)^2+(z+c)^2=0 と置きますと、 f(x,y,z)=(x^2+y^2+z^2)+(2ax+2by+2cz)+(a^2+b^2+c^2)=0 因子: (x^2+y^2+z^2) (2ax+2by+2cz) は同じ次数(2次及び1次)をもつ多項式ですね。 ということかな。