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コンデンサの誘電吸収
コンデンサの誘電吸収とはどういう現象ですか? http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2789619.html で答えて頂いて"誘電吸収"が指摘されたのですが、調べてみても情報が少なくて、どういう現象なのか、どういう理由で起こるのか、見当がつきません。 できたら、コンデンサの等価回路についてもすこし解説していただけると助かります。 よろしくおねがいします(__)
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noname#101087
回答No.1
>電解コンデンサの放電時の極板間電圧の降下する様子を実験で調べました。 > ........... >実験の結果、放電開始後はじめのうちは理論通り直線上にきましたが、放電完了が近づくと段々直線から上に乖離して行きました。 >これについて、どうして放電完了に近づくにつれて理論からずれていくかがわかりません。コンデンサの構造上の問題でしょうか。 電解コンデンサは大容量を得やすいのですが、動作時に内部の化学反応に起因する寄生素子の影響を受け、充放電の時間特性が 単純なR-C特性からずれ易いのです。(例えば、下記ページ参照。特に、「2-11 CR時定数」の項) ------------------------------------ http://www.nichicon.co.jp/lib/aluminum.pdf >漏れ電流は充電時の電力損、放電時の自己放電となり2 - 11- 2、2 - 11- 3で示した理論式に対する誤差となります。 >充電時の時定数は理論式より大きく、放電時の時定数は小さくなります。
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ありがとうございました。参考になりました。 これを見た方へ:こちらも参考になるかもしれません。 http://jibasanmie.or.jp/home/pdf/q_a.pdf