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大鏡 花山天皇の出家について
試験があるのですが、この文の中で出てくる有明の月とはどのような役割を果たしているのか。 あと兼家(粟田殿)が花山天皇をだましたというのはどういうことなのでしょうか。 時間があればこんなことで質問しないのですが急ぎなので書かせていただきました。ぜひ教えていただけたらと思います。
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うろ覚えですが、回答させてもらいます。 確か、粟田殿が天皇を夜のうちに出家させようとしてせかすんですが、天皇は、あまりにも有明の月(朝方まで残っている白い月?)の光が明るすぎて出家する姿を誰かにみられるのではないか、と躊躇したんじゃなかったかと思います。 粟田殿が花山天皇を騙したというのは、藤原家の勢力を強めるためには花山天皇が邪魔なので、花山天皇は出家させて、藤原家と関係のある皇太子を新しく天皇にしようとしているわけです。それで、粟田殿は花山天皇に自分も一緒に出家しますと言っていたくせに、いよいよ剃髪するという時になって家に帰ってしまったので花山天皇は「私をだましたな」といって泣いたのです。 確かこんな感じだったとおもいます。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。 説明のおかげでだいぶ内容がわかってきました。