- ベストアンサー
資本金の仕訳について
いつもお世話になっています。 簿記3級の勉強をしております。 次の取引を仕訳しなさいという問題で、 「手持ちの現金50,000円を元手(資本)として商売をはじめた。」を 貸方 科目:資本金 50,000円 と仕訳するのは何故でしょうか? 現金の減少は貸方の方に記入すると習いましたが、だからでしょうか? ここでの50,000円を費用のようにとらえると借方に記入しなければいけないと思ったのですが、そのようにとらえるのはやはり間違いでしょうか? どなたかわかりやすくお答えいただけるとありがたいです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
貸借対照表の仕組みはお分かりですね。 借方が資産、貸方が負債+資本です。 問題文では、「手持ちの現金50,000円を元手(資本)として商売をはじめた。」 とありますので、この仕訳を行う直前の貸借対照表は 資産 0 / 負債 0 資本 0 です。 しかしここで、50,000円を元手に商売を始めます。仮にお店の名前をOK商店、商売を始めるオーナーがAさんとします。 OK商店が設立されることで、(本人ではあるが)Aさんから資本金を調達したわけです。 よって、Aさんのポケットマネーだった50,000円が、 OK商店の資金に変身しました。 「Aさん」個人サイドから見れば現金の減少かも知れませんが、 「OK商店」の金庫から見れば、これはれっきとした現金の増加です。 ですから 現金50,000 / 資本金50,000 という仕訳になるのです。
その他の回答 (2)
- t_leger_b
- ベストアンサー率28% (12/42)
まずは「資産」「負債」「資本」をしっかりと理解した方が良いですね。いろんな考え方がありますがその一つを使って説明します。 まずは資本ですが、その商店のオーナー(所有者)からいくらお金を借りているか(調達しているか)を表す項目で「自己資本」とも呼ばれます。 次に負債です。商店のオーナー「以外」の人からいくらお金を借りているかを表す項目で「他人資本」とも呼ばれます。 資産は資本や負債で調達した資金をどのように運用しているか(建物を建てたり商品を買ったり現金のまま置いてたり等)を表す項目です。 これらを短く説明すると「貸借対照表の貸方(負債と資本)は資金の調達源泉を表し、借方(資産)はその資金の運用形態を表している」と表現できます。 この考えで質問に答えますと、手持ちの50,000円を元手に商売を始めた。つまり、商店はオーナーから資金を調達したということになりますので、資本項目である資本金が増加したことになり貸方に資本金が出てきます。一方その資本金は現金で受け取ったのですから資産項目である現金が増加したことになり、借方に現金が出てきます。
お礼
資本のことなど詳しく教えていただきより理解が深まりました。ありがとうございました。
- zuhka
- ベストアンサー率12% (2/16)
簿記3級ということは、個人商店での経理ということになりますね。 店を開くときに必要な資金を、調達しなければ商売を始めることが出来ません。株式会社だと(2級範囲です)株式を発行して、株を買ってもらい、資金を調達しますが、個人商店の場合は基本的には自己資本(親戚とかの可能性もありますが…)になります。 ここで5万円というのは、あなた自身の持ち金であって、会社(商店)のお金ではありません。仕訳というのは、あくまでも会社の立場で行うものですので、あなたにとっては費用かもしれませんが、会社にとっては費用ではありません。 株式会社に置き換えると、株を発行して[自分自身で]5万円で購入したと捉えるとわかるでしょうか? そうすると、店としては現金が増えるので、借方・現金になりますよね?この5万円は店を開くのに使うお金なので資本金ですね。よって仕訳は 現金 50,000/資本金 50,000 となります。長文・乱文、失礼いたしました。
お礼
大変わかりやすく教えていただきありがとうございました!とてもためになりました。
お礼
大変わかりやすく教えていただきありがとうございました!本当によくわかりました!