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ウリミバエの不妊化
沖縄のウリミバエを根絶するために、蛹に放射線照射をして雄の生殖細胞を破壊して不妊化して放しましたよね。 この不妊化で、 1、どうして生殖細胞のみが破壊されるのか 2、細胞破壊の過程 がよくわかるサイト、書籍など教えてください。 宜しくお願いします。
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- yakyutuku
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1のみではありません。生殖細胞を初め分裂の盛んな細胞ほど大打撃を受けると思います。ようは生殖細胞が死につつ、固体としては死なない程度の放射線を当てるわけです。 2紫外線によるDNAの損傷は、いくつかありますがチミンダイマーによるものがもっとも多いです。UVをあびると、DNAはチミンダイマー(傷)を生成します。そして塩基配列に傷が入ると、複製過程でミスが入り(もしくは複製停止)、塩基配列が変わってしまって、遺伝子に異常が起こりきちんと発生できなくなるわけです。 参考URLのチミンダイマーの部分に構造式が、損傷乗り越え修復 の部分に誤るケースが載っています。
- suiran2
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全くの素人ですが… 確かフランスの方だったような記憶がありますが,ネズミの精巣に極めて弱いγ線を照射すると,精原細胞は死滅するが精子等の細胞分裂が盛んでない細胞は生存していたことを発見したのです。つまり分化した細胞は影響が少ないという「○○の法則」,申し訳ありませんが○○は発見者の名前と思いますが忘却です。その後,確かγ線は細胞周期のS期に大きな影響を与えて細胞周期を停止させるか,遅らせてしまう事が原因だったと記憶しています。 ウリミバエの場合には,放射線量を調節しまして,精原細胞に影響があり,他の組織に影響がない線量を求めたはずです。しかし,腸上皮細胞にも影響があり短命だったかとも思います。 全くいい加減な情報ですみません。なおかつC2H5OHが入っておりまして,正確な情報やURLを検索する状態ではありません。専門家の回答をお待ちください。
お礼
C2H5OHに笑いました(笑) ありがとうございます。