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再生不良性貧血について
大学で、再生不良性貧血の患者に骨髄移植を行ったが、予後が思わしくない。それは、患者が骨髄移植を受ける過程にあるとされる。(過程→放射線で患者の免疫を殺す→骨髄移植)しかし、患者の体内には微量の免疫細胞が残っていたらしく、拒絶反応を起こします。という話なんですが、患者の血液型はO型、一方提供者の血液型はA型。O型がA型の血液型に変わるためにはどうしたらよいのでしょうか?また患者の体内には、なにが残っていてA型の赤血球を破壊しているのでしょうか?教えてください。
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>なぜ、抗体のIgGは放射線で死なないのでしょうか? 知識が足りないため、私にはわかりませんが。 放射線はIgGにはまったく効果がないのでしょうか?それでしたら、免疫グロブリンは細胞ではないからというところでしょうかね。 抗体についてはよくわかりませんが、骨髄細胞や免疫細胞は放射線でほぼ死滅させます。理想としては全滅させられればよいですが、それはそれはたくさんあるので、ほんの少しは残ってしまうのですよね。ほんの少し残ったB細胞などが抗体を出しているとも考えられます。IgGの寿命は3週間程度なので、免疫細胞自体がなくなれば、そのうちなくなるでしょう。 あいまいな答えで申し訳ありません。 調べるなら、インターネットよりも、文献をお勧めしますよ。ここまで詳しい内容だと、HPではなかなか探せません。 おそらく医療系の学生ですよね。それでしたら、図書館に参考書があると思います。再生不良性貧血にこだわらず、骨髄移植について詳しい本を探してください。白血病などの時の骨髄移植ももちろん同じ物ですからね。
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こんにちは。文献が図書館に無い場合は、担当の教官の部屋へ行って貸して貰う(コピーさせて貰う)のも手だと思います。あるいは、数千円だす余裕があるなら、この機会に教科書を買った方がいいですよ。もしあなたが医学生なら、是非そうして欲しいと思います(違ったらごめんなさい)。 さて、宿主の免疫細胞は照射で全ては死にません。残った免疫細胞は移植された細胞を拒絶しますから、免疫抑制剤の投与でこの反応をおさえる必要があります。 それから、あなたは「免疫」は抗原抗体反応、いわゆる液性免疫だけだと思っていませんか?もう一度免疫を勉強しなおすと、もう少し分かってくると思いますよ。それに、骨髄移植における問題は赤血球だけが攻撃されることではなく、骨髄細胞が攻撃されることです。この攻撃は、MHC(あるいはHLA)の不適合さからおこります。血液型にとらわれている時点でちょっと理解が足りないですよ。 勉強、頑張ってください。血液はちゃんと勉強するとすごく面白い分野です。
お礼
なるほど、勉強になりました。がんばって、勉強してみようと思います。ありがとうございましたm(__)m
赤血球の血液型とHLAを混同していないでしょうか・・・? 補足お願いします。
お礼
ありがとうございます。
- schalk
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患者さん自身の骨髄細胞(血球を作る細胞)が残っているのだと思います。わずかながら残っていて、一生懸命A型の白血球を作りつづけています。それが、自分にとって異物であるO型の細胞を破壊してしまうのです。逆にO型の白血球が残っているA型の骨髄の細胞や白血球を破壊することができると、O型の骨髄細胞が生着しO型の血液を作り始めます。そうすると患者さんの血液型はO型に変わります。
お礼
ありがとうございます。もう少し詳しくしりたいのですが、なにか、参考文献とかホームページとかご存知でしたら教えてください。
補足
骨髄移植をするために、放射線を患者にあて、患者の免疫細胞を全て殺したのちに骨髄移植をします。骨髄移植後、骨髄提供者の骨髄が免疫細胞を作り始めたのですが、患者の体内にわずかに残っていたO型の免疫細胞が提供者のA型の免疫細胞を攻撃し始めてしまいました。なぜ、抗体のIgGは放射線で死なないのでしょうか?教えてください。
お礼
図書館には、まだ学校が新しいために十分な資料がないので、また外に出かけたときにでも探してみます。本当に色々ありがとうございました。