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運命の赤い糸
ふと思ったのですが「赤い糸」という概念は外国でも存在するのでしょうか? 訳すとズバリ「赤い糸」というのではなくても、ロマンチックな宿命的な男女の縁をあらわすコトバをご存知でしたら教えてください。よろしくお願いします。
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糸は人間の宿命や生命に関係するという考え方はヒンズー教や仏教にあります。その変形がギリシャ神話などにも見られるので、(想像ですが)源泉は東洋と西欧の中間の古代文化圏あたりかも知れません。 日本では、将来結婚すべき者とは見えない赤い糸で結ばれているという伝承になり、中国では赤い縄になっています。西欧ではキューピッドの矢で射られると、運命の相手と赤い糸で結ばれると言われます。私の知っているユダヤ系の人が来日したとき手首に赤い糸を巻いていました。尋ねると娘さんが旅の無事を願って巻いてくれたと言っていました。 ヒンズー教だったと思いますが結婚式で大きな糸(布)で夫と妻を軽く結ぶ儀式があります。ギリシャ神話では人が生まれる時、運命の女神が糸をつむぎ、 人の寿命はその糸の長さで決まると言われます。 このように赤い糸は国によって悪(魔)を避けるまじないであり、その結果としての幸運を呼ぶまじないとなっています。、
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ヨーロッパではこのことは常識なのですが、赤い糸というのはミノタウロスと戦ってクレタの迷宮に入っていったテセウスと、王女アリアドネの故事に由来します。 ほかの地域でもここの逸話が広まっていったのだろうと考えられています。 ちなみに大岡裁判で子供を両手から引っ張らせることでの名解決ですが、あれも日本固有の話ではなく旧約聖書のなかのダビデの審判に由来します。 神話や昔話は一見別個のものと思いきや案外共通の根だったりするものです。
お礼
ご回答ありがとうございますm(__)m お礼が遅くなり申し訳ございません。ギリシャ神話、とても興味深く読ませていただきました。 この故事から来てるんですね。日本固有と思っていたものも実は聖書から来ていたり、と意外な発見でした。
- CC-brown
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英語圏の国だと思いますが、「Better Half」は聞いたことがあります。 人はこの世に生まれる時、ひとつずつ与えられた「玉」を落とす。 落ちた「玉」はふたつに割れ、その片方だけ生涯持ち続ける。 そして、割れてしまったもう片方を探す旅に出る。 それが伴侶、「Better Half」だそうです。 俗語ですが主として「妻」と訳され、まれに「夫」と訳されるそうですよ。 どこの国でも、ロマンチックですねえ。回答になったかな?
お礼
ご回答ありがとうございますm(__)m お礼が遅くなり申し訳ございません。ベターハーフは割れた玉のそれぞれがぴったりということなんですね(^^) ほんとロマンチックですね☆
お礼
ご回答ありがとうございますm(__)m お礼が遅くなり申し訳ございません。 中国では赤い縄ですか(@_@)それはまた絆が強そうですね! 西欧ではキューピッドの矢、エンジェルが放つのでしょうか(^m^) ユダヤ系の方のお話、とっても素敵ですね(^^) 男女の縁だけでなく、親子の縁も運命で結ばれた関係なので、お互いを糸や縄、布で結んだりして絆を深めるおまじないとしても用いられているのですね。大変興味深いお話をありがとうございました。