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戦争中の教育について(世界中)
今、学校で『戦争と平和』を学習しています。 その中で、『日本では戦前、国民に欧米諸国への憎しみを植えつける為教科書で敵国の悪口を言った』と教わりました。確かに、このせいで国民は暴走してしまったと思います。 しかし、逆に戦争中敵国を悪く教えなかった国はあるのでしょうか。あるのならその国名と戦争、(あればですが)ネット上の資料を教えていただきたいです。お願いします。
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No1です。 アメリカで第一次世界大戦のときにヨーロッパ戦線から帰還した兵士に対して、アンケートを取ったところ、驚くべきと言うか、人間は捨てたものではないと言うべきか、迷うような結果がでました。 第一線においてドイツ軍と対峙した前線の兵士のうち、4割が一発の銃弾も撃たなかったと言うのです。 まともな社会生活を送っていた人間が、他人に対して戦争とはいえ、銃を向けるのは、相当大きな心理的抑制が働くのです。 1万人の軍需物資を消費する軍の実質的戦闘能力が、6000人分しかなかったわけで、軍事サイドから言えば、兵士の人間性を如何に捨てさせ、発砲させるかが課題となりました。 私の、祖父母・親やおじ・おばなどの親族の話から感じる印象では、経済力に圧倒的にアメリカに劣る日本が、唯一アメリカ・イギリスに勝ることのできる可能性があるのは、「迷いなく敵を撃つことができる」 「自分の命を捨てて掛かる」といった精神面のみであったようです。 そしてこの点も理解していた理性的な大人の日本国民の多くは、「鬼畜米英」であると、自ら信じ込もうとしていたように、彼らの話から感じました。はっきりとそうだとは言いませんでしたけれども。 たとえ戦争であっても、物質的に余裕があれば、理性的・人道的にふるまえるが、国力のギリギリの所、と言うより国力の限界を超えた戦争を長期間続ければ、人間はとんでもないことをやることにも、心理的抑制を失うということです。 更に言えば、それでも心理的抑制を失わない人は、人道的配慮を無くしても良い理由を、自分から見つけ納得しようとしてしまうということです。
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- kodon
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戦時中小学校で教育を受けた人間ですが、当時の教科書が残っていませんが欧米を敵視する記述は無かったと思います。昭和10年代と思いますが、アメリカのある団体が日米の仲が悪くなっていくのを心配して日本の小学校にセルロイド製のキューピー人形を贈って来たり、日本から 日本人形を贈ったりして「青い目をしたお人形」と言ふ歌まで流行ったぐらいです。欧米を敵視する教育はありません、先生がそのような教育をしていたと言ふなら当時の教科書を検証してみる必要があるでしょう。中国とは満州事変の時から戦争していましたが、5族共和の教育で漢民族だけ敵視はできないでしょう。唯昭和19年ごろは本土空襲が予測されるよになってくると登校時団体で登校するように指導され、その時大声で「米英撃滅」と叫んで登校せよ!と命令されたが、たしか一日だけやった記憶はあるが余りにも照れくさくて皆止めてしまったようであった。 貴方が言われるように戦争は相手国民が憎くて戦っているのではないことは日本国民は皆判っていたとおもいます。日露戦争時の捕虜の扱い方、第一次大戦時の坂東俘虜収容所での第九演奏会を見ても敵国を憎む 考えは有りません。戦後の教育は戦争は相手国が憎いから戦争になると 思っているようですが、戦争とは外交交渉の最後の手段にしかすぎません。戦前の日本人は皆判っていましたが、戦後の人間は仲良くして憎まれなければ戦争が起らないかのように考えているのですか、人間関係などは親しい関係ほど争いごとはおこるものです。話し合いで物事がすべて解決などしません。ヤクザに脅され金品を要求されてた時、抵抗する力がなければ財産を奪われるだけです。今の北朝鮮から日本への状態は ヤクザに日本国民が拉致され身代金を要求され、話し合いで解決しようとしているが、日本が戦争しないことを知っているいるから返さないだけです。アメリカ人など決して拉致しません。国連も何の力もありません。戦う姿勢がなければ周りの国から馬鹿にされるだけです。
- sudacyu
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国名は日本、戦争は第一次世界大戦です。 日本は、第1次世界大戦で、ドイツ・オーストリアと戦い、捕虜4700名ほどが、大阪・兵庫・徳島などの捕虜収容所で暮らしました。 それぞれ断片的ですが、以下のサイトに記された参考サイトなども訪れて見れば、大体全体像がつかめると思います。 http://www.geocities.jp/kraumjp/reisenaruto2newpage7.html http://www.city.kasai.hyogo.jp/02kank/08sisi/huryo.htm http://homepage3.nifty.com/akagaki/furyo.html わずか、20年あまりの間に日本社会が捕虜に対する扱いを、極端に変えたことが良くわかります。