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到達主義と発信主義の違い
到達主義 発信主義 この二つの使い分けが良くわかりません。 申し込みと承諾で変わってくるようですが・・・ ネットで調べてみましたが法律文章でよくわかりませんでした 具体例をいただけると助かります よろしくお願いいたします
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到達主義が、到達したときに効力が生じるものです。 例えば、あなたのかばんを私が欲しいと思った場合、遠いところに住んでいるので、手紙で売って欲しい旨伝えるとします。 この場合、あなたのところに手紙がついた時点で、申し込みの効力が生じます(民97条1項)。これが、到達主義の一例です。 発信主義は、発信時に効力が生じるものです。 例えば、上の例で、あなたが売っても良いなと思って、手紙で承諾の旨伝えることにしたとします。この契約の承諾の場合は、発信のとき、すなわちあなたが手紙を発送したときに承諾の効力が生じ、契約が成立します(526条)。 原則、到達主義ですが、民526条のような例外があるのです。 参考になれば。
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参考になりました。 ありがとうございます