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市民社会の定義?深い。
市民社会の定義?深い。 市民社会とは一言では「自由かつ平等な市民を主体として成り立つ社会」とありますが、 もう少し踏み込んで議論する場合、どのように説明すればいいのでしょうか??
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自治です。 まず、自由かつ平等な市民を作り維持するのが大変です。 その意味で、夕張市の破綻は示唆に富みます。それは市民の責任という点においてです。市民が自ら自治という考え方を持ち、選挙のチェック機能を働かせていれば、財政破綻は起こりにくくなります。 その機能を持ちながら、有益に機能させられなかった夕張市民にも責任の一端があります。 このようなことを自覚し、生活を送っている市民はどれほどいるでしょう。#1にある古代社会は、市民であることが重要でした。戦争に行けば自分が死んでしまうかもしれないリスクをはらんでいますので、選挙など市民参加は真剣です。自分が投じた1票による政策が誤れば戦争での死がまっていたのです。ヨーロッパには市民の自己責任という意識が必ず含まれています。 日本はそのような、市民=兵であるという古代を経験していませんので、自治に市民の自己責任が含まれるという概念を理解してないですね。 政府が悪いとか、政治が悪いとか、政党不信だとかいわれるのも、市民社会という視点から見れば、私たち市民がだらしないということになります。 ですので市民社会の定義は 「自由かつ平等で、自己責任を全うできる主体的な市民、により成り立つ自治社会」だと思います。 参考URL あなたは『市民』ですか
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- ANASTASIAK
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自由=何者にも隷属しない かつ 平等=身分によらない な 市民を主体=選挙権を持ち自らの社会を自らの手で創る として成り立つ=三権分立のもとシステムとして機能する 社会
- tanuki4u
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ヨーロッパ的理解の推測。 古代市民社会は、重装歩兵を自弁で参加するものによって成立していた。 近代市民社会は、フランス革命や、イギリス清教徒革命を自ら銃を取って参加することによって成立した。 アメリカ革命(独立戦争)も、傭兵ではない住民が民兵として参加することによって成立した。 以上のように、兵役に参加する事は市民社会に取って理念的には重要なことだと考えられる。 自由は、自らの武力・暴力によって保証され、平等性は、兵士として参加することによって保証された。 アメリカにおける銃の問題が、日本では「危険なものを持ってどうする、銃による殺人が・・・」と理解されるが、アメリカの市民社会を理念的には、各人が武装して市民社会を守るということに立脚するので、一概には否定できない。