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年金問題
私は今23歳なんですが、将来年金を貰えるのか正直いって不安です。 少子高齢化社会にあって公的年金はどうあるべきなんでしょうか? よろしくお願いします。
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質問の内容が漠然としていて回答しにくい(若しくは得ようとしている回答にならない可能性がある)のですが、一応回答しておきます。 まず、今の若年層の年金に対する関心事は、「自分は果たして本当に年金がもらえるのか、掛金だけ騙し取られるのではないか」ということだと思いますが、これについては年金制度が崩壊する(ここでいう「崩壊」は、「廃止」の意味)ということがない限り、ありえません。 また、年金制度は国の社会保障制度の根幹を成す制度なので、仮に政党が変わったとしても(それが仮に現行政治体制に一番反対している「共産党」であったとしても)なくなるということはありえません。 つまり、「日本」という国が存在する以上、年金も存在するものと考えられます(税金が決してなくならないのと同レベルと考えてください)。 しかし、現在の受給者と同じ給付金額が、これから発生する者にも受け取れるかどうかについては、なんともいえません。現行制度においても支給開始年齢は徐々に引きあがっていますので、平均寿命まで生きてもトントンになるかもしれません。これは将来の状況にもよります。 ただ、私たちも含め、比較的若い30歳代以下の現役世代が実際に年金を受け取れるような状況になったときは、現在の過大に高い年金を受給している者はほぼいなくなります。 ですから、どんどん受給者が増加しているからといって、今の給付額の増加率で給付総額が増え続けるということには、頭打ちがあるのではないかと思います。 また、仮に誰も保険料を納付しないということになると全額税金投入されるような制度になりますが、そうすると保険料をちゃんと納めていた人を年金給付額の最高限度額とするような制度設計になるでしょうから、いずれにしても保険料を納めていなかった者に対しては生活保護程度の給付額しか出ないことになります。 まあ、現在でも老齢基礎年金(国民年金)だけの場合は生活に十分な額が出ているとは言い難いですが・・・。 いずれにしても、将来の状況がわからない現時点では、不測の事態に備えるのであれば「納めておく」のが正解だろうと思います。
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- tomomonkey
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これからは、生活環境や食事等の変化により、寿命が短くなると思われます。 そうなると、払った額の5割とか7割しかもらえなくなるという可能性が出てくると思います。 年金の国庫負担も引き上げられることによって、国の関与が強まり、年金制度が政治家や官僚により、政争の具にされるという可能性が出てくるかもしれません。
お礼
どうもありがとうございました。
- tappara
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現行の年金制度は若手が年配者を扶養する仕組みになっていますから今後の少子化を考えると積み立て方式(自分の年金は自分の払い込んだ保険料でまかなっていく)に変えていくことも検討しないといけないでしょうね。 また、現状の国民年金制度は相互扶助的な制度ですから保険料未納者がでてくるとまずいわけです。しかも法律上では皆納税義務者となっていてしかも滞納処分の規定があるのに何もしていない現状を何とかするには税金同様のやり方で無理にでもとっていく必要もあるかと思います。 ちなみに、積み立て方式にすればこの問題も解決です。(自分の年金自分で積み立てますから保険料納めなければ自分が困ります) ちなみに、年金もらわなくても生活保護で何とかなるから保険料を払わないって話もあるようです。ここら辺の制度もなんか変ですね。 後は国側の運用のあり方でしょうね。保険料を原資に運用しているわけですがあまりにお粗末な運用で損失を出していますから。 年金は生存権に基づく生活保障を守るものですから過度な保険給付は本来の趣旨から外れます。ですから高齢化が進むのであれば高齢者雇用をもっと進めていき給付を下げることはおかしなはなしではありません。 適正給付がどこかってことを考える必要はあるでしょう。 単純に下がったって批判もありますが、日本の年金は生活保障の制度ですからおおいに越したことはないにしろ、そもそも過度な給付を目的にするものではないのです。 年金なくしてしまえという意見もありますが、この意見はそれこそが弱者切捨てです。 社労士の資格は持ってますが、一般人の意見ってことで書かせてもらいます。
お礼
丁寧にありがとうございました。 参考にさせていただきます。
お礼
まさに私が聞きたい答えでした。 ありがとうございました。