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何故二月を２８日と２日も短い月を作らなければならなかったのか？

2007/01/20 10:53

常識の話しで私の不勉強のため知らないのかもしれませんが、二月は２８日で閏年が２９日になっています。何故１月と３月を３０日にすれば１月から４月まで全て３０日で収まり、２８日のような２日も少ない月を作らなくともすっきり出来たとおもいますが、なにか月との関係があるのでしょうか教えて下さい。

kodon
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天文学・宇宙科学
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gootaroh
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2007/01/22 09:33 回答No.4

細かいことは抜きにして、ざっくり申しますと、昔ヨーロッパでは、（今の）3月が正月だったんです。春分が正月にふさわしと思ったからでしょう。そして、1年は365日ですから、大の月（31日）と小の月（30日）を交互に配置した方が分かりやすい、ということで、当初は（今の）3月（31日）、4月（30日）、5月（31日）、6月（30日）、7月（31日）、8月（30日）、9月（31日）、10月（30日）、11月（31日）、12月（30日）、1月（31日）、2月（残り29日）にしたのです。残りの日数は年末の（今の）2月で調整したらいいだろう、ということですね。例えば9月のことを英語でセプテンバーといいますが、これって「セブン（７）」とどことなく発音が似てると思いませんか？元々9月は「第7の月」という意味だったんですね。 No.3様のご回答のように、10月の英語の「オクトーバー」は「第8の月」という意味です。「オクト」が「８」を意味するんですね。海にいるタコのことを英語で「オクトパス」といいますが、「パス」は「足」という意味。つまり「８本足」という意味です。そう考えると、語源って結構面白いでしょ。ところが、（今の）8月生まれの皇帝がいて、「オレ様の誕生月である（今の）8月が小の月であるのはけしからん！」となったので、（今の）8月は皇帝特権で大の月（31日）にしてしまいました。（今の）8月は英語で「オウガスト」といいますが、これはNo.2様のご回答のように、初代ローマ皇帝の「アウグスタス」が由来です。「王がスト」じゃないですからね（笑）。ただ、このままでは、（今の）7月～9月が3ヶ月連続して大の月になり、バランスが悪いので、9月以後の月は、大小を逆転させました。つまり、（今の）8月（31日）、9月（30日）、10月（31日）、11月（30日）、12月（31日）、1月（30日）、2月（残り29日）ですね。これでしばらく運用されていたのですが、その後（今のように）1月を正月とすることになり、「正月はやはり大の月だ」ということで、1月を31日までにしました。そうなるとどこか1日減らさなければなりません。そこで、もはや年末ではなくなっているのですが、2月を1日減らし28日にした、ということです。かわいそうな2月。まったくいつの時代もワガママさんはいるものですね。

noname#46899

2007/01/20 11:26 回答No.3

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E6%9A%A6 の「各月の長さ」参照。もともと、月の満ち欠けの周期（朔望月）が約29.5日なので、ひと月は29日と30日が交互に来る形でした（一種の太陰暦）。これだと12ヶ月で354日となり、太陽暦による一年の約365日より11日足りないので、おそらく農耕上の都合から太陽暦に切り替える過程で、各月に１日づつ足して行き、2月だけ足されなかったということです。なぜ2月かといえば、もともと年の初めは3月で、2月は年の最後だったからということです。今「10月」とされているOctoberのOctは「８」の意味だというのはご存知だと思います。8番目の月ということで、逆算すれば3月が最初の月となりますよね。

質問者

お礼 2007/01/20 12:10

ありがとう御座いました。古くから人類は暦は研究していたことを知り、また年の初めが３月にされていた事を始めて知りました。

7_7_7
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2007/01/20 11:11 回答No.2

これは歴史をローマ時代までさかのぼることになります。当時の暦は3月から始まり2月で終わるという風になっていました。現在の形の暦を定めたのはローマ帝国のジュリアス・シーザーで彼は奇数月を31日偶数月を30日と定めました。しかし、ここで2月を30日にすると1年が366日となるため、閏年は2月を30日とするが平年は29日とすることにしました。つまり、1年の最後の月で調整したのです。シーザーの後継者で初代ローマ皇帝のアウグスタスは生まれ月である８月が30日しかないのを不愉快に思いました。そのためアウグスタスは8月も31日にすることを決めてしまいました。8月を1日分増やしたため、1年の日数が増えてしまうので9月を30日、10月を31日、11月を30日…と9月以降の日数を1つずつずらし結局最終月である2月で帳尻を合わせ、2月の日数を平年は28日、閏年は29日にしたといいます。