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本棒鱈と本数の子

年末の買出しに行ったとき、本棒鱈と棒鱈の二種類があるのを見つけました。値段は本の方が倍近いです。見た所、本の方がよく崩れていていました。この二つはどう違うのでしょうか?お店では急がしそうで聞きそびれてしまいました。 それから、本数の子と言うのでしょうか知れませんせんが、以前から値段の高い数の子があります。こちらも値段がかなり違います。どう違うのでしょうか? 乾燥の度合いとか、天日乾燥とかそんな違いなのでしょうか?あるいは材料が違うのか?原料の産地か?加工地の産地か?

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回答No.1

全ての水産物全般に言えることですが基本的に本~という正式な名称は 本来は存在しないと思ったほうがいいと思います。 本~というのは本当の~ということであり、もともとはそれが普通だったのです。 (すいません、分かりにくいですね) つまり、もともとの商品に似てるが違うもの、あるいは国産ではなくて 輸入品で似ているものなどが出回ってきた為に、元々の商品を本~というように呼ばなければいけなくなったのです。 棒鱈に関しては、原料が真鱈ではなく他の鱈(スケソウ鱈、輸入物)または、ソフトミガキ鰊等があるように調理の利便性を考慮して乾度が 低いなどが考えられます。 カズノコは、本来の商品は北海道に産卵期に回遊してくる鰊を漁獲し天日干しにしたものですが、現在は生産数量は極僅かで非常に高価です。 一般的には輸入物を塩漬けにして乾燥をかけたものが売られています。 更に、産地(漁獲地)により価格も様々で、ロシア、太平洋、大西洋などがあり、更にその中でもサイズによって特大、大、中、小、折れなどとランクが分かれています。 しかも、カズノコに関しては、塩カズノコよりも味つけカズノコの方が 年々シェアを伸ばしています、この傾向はイクラ・筋子も同様です。 味つけの商品には、あまり良い原料が使われておらず、従来の塩の方が 味はいいと思うのですが。。。。

isoyujin
質問者

お礼

ありがとうございます。回答が得られず、ほとんど諦めていました。良く見つけて回答して頂きました。それも専門家の方からの詳しいお答えとは感激です。 塩数の子は以前からありましたが、本棒鱈は今年初めて見て、結構見た目も違うので、どうなんだろうと思った次第です。一見した所、本が着かないほうが、身も崩れていなくて、売れそうでした。 数の子は塩出しが難しいですね。今年のは少し辛目でした。 蟹と言えば、蟹カマボコになってしまいましたね。 こういうのを形骸化というのでしょう。 ワサビもカラシもチューブが当り前になってしまいました。 何が本物で偽者かが分からない世の中になってしまって事ですね。