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昔々の喋り言葉ってどんなだった?
口語体が使われる以前(江戸時代以前?)の話言葉について。 当時の文学では古文の時間に習ったような言葉が使われていますが、実際の会話で用いていた話し言葉は、現代とあまり変わらなかったとどこかで聞いたことがあるのですが、詳しく知りたいと思って質問しました。 つまり極端な話、蟇目鉤鼻のお姫様も、マロでおじゃるの殿様も、語尾であったら「ですます」だったり「~した」とか「~する」とか、現代と同じ話し方だったのでしょうか? その他、時代・身分によっての使い方の違いなども是非知りたいです。 参考になるサイトもあったら是非教えて下さい。 小さい頃からすごく気になっていたことです!
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- komes
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能狂言の言葉は当時の話し言葉が元といいますから室町期はこのようであったかも。 戦国期の例は雑兵物語が当時の話言葉で書かれているそうです。 「おあむ物語」も同様当時の武家上流女性の話し言葉で書かれているとききました。 江戸時代は草紙の出版が盛んでその中に町言葉が見つかるのではないでしょうか。 身分により話し方は異なりますが「ですます」や「した」、「する」はつかわなかったと思います。
以前の私の質問が一部参考になると思います。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2568715.html この中で識者の方に教えていただいた切支丹時代のイソップ物語は面白いです。今の話し言葉とは大分違いますが、意味は大体わかります。 http://www.geocities.co.jp/bookend/9563/Esopo/esopo/mocurocu.html あと狂言、浄瑠璃、歌舞伎などの台本が手に入れば、大体のことがわかるんじゃないでしょうか。 舞台を見ても、その芸能の独特の抑揚や間がある台詞回しになっていて、慣れないとわかりにくいですが、当時の社会における実際の話し方は、もっと普通に喋っていると推測されます。 まあそれでも、現代の歴史小説や時代劇の侍言葉(「現代口語に「ござる」をつけただけのようなもの)よりも、わかりにくいと思われます。