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遺伝学 優勢、劣勢

遺伝学などで、理解しやすいようにある形質をA、aなどで優劣を表現していますよね。そしてメンデルの法則に従うとAAやAaでは優勢の形質が発現し、aaでは劣勢形質が発現しますね。 そもそもAとaではどれくらい塩基配列の違いがあるものなのでしょうか。そして根本的にヘテロになったとき優勢であるAの形質が発現するのはなぜなのでしょう。劣勢の遺伝子は優勢の遺伝子があると転写されないからでしょうか。

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回答No.1

優「性」、劣「性」です。お間違いなく。 類似の質問に回答したものがありますので、ご参考ください。 ​http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1359018​ ​http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1751663​ ​http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1928044

その他の回答 (2)

  • yakyutuku
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回答No.3

ケースバイケースですが、極端なケースでは一つ塩基配列が違えば十分です。いきなり終始コドンがくれば蛋白はできませんから。多くの蛋白は一つの働きの蛋白に対し複数の遺伝子があるので、一つつぶれても影響ありません。ただ代替の効かない遺伝子が一つ壊れれば、それだけで表現形に影響が出ることもあります。(もっといけば発生しないことも)そして遺伝子を壊すには一つの塩基でも致命的な場合があります。

  • vrtemjin
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回答No.2

>Aとaではどれくらい塩基配列の違いがあるものなの>でしょうか メンデルの法則におけるAという記号は実際にはたくさんの遺伝子群による相互作用のはてに見出された限定的な現象を分かりやすく理解させるために作り出された記号です。 遺伝子形をAやaで表現する方法はあくまでも発現する機能や形質を現す便宜的なものでそれがどのような遺伝子群により支配されているのかはなんとも言えないです。 よってAとaの塩基配列の違いはどうにも考えようがない、としか言いようがないです。(塩基配列だけで考えれば万とか億とかの数になると思いますし) 遺伝子にはメンデルの法則に従わない、あるいは適用しようのないものが多くあります。 優性か劣性(勢じゃないですよ)かの違いはその遺伝子によって違います。 例えば毛の色を黒くする遺伝子A(実際にはさまざまな遺伝子が関っています)と毛を白くする遺伝子aがありAが優性の場合、Aaの遺伝子を持つ個体の毛が黒くなる理由は、 1、Aが発現したタンパクがaの遺伝子の毛への影響を阻害する機能がある。 2、Aがある場合aがコードされない。 3、Aもaも発現しているが、Aの作るタンパクがaのつくるタンパクを失活させる。 4、Aもaも発現し、毛の色を調節しているがaの作る白い色素よりAの黒い色素のほうが色が濃い(量が多い)ので個体としては黒くなる。 etc,etc…… なんかが考えられます。まあ、遺伝子によって理由は千差万別ですので一口には言えませんが。 こうした現象を分子生物学が無かった時代の生物学者が一くくりに優性はAで劣性はaだ、と決めてしまっただけの話です。(Aが優性だ、ではありません) より詳しくは分子遺伝学を学ぶことをお勧めします。

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