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窒素ガス吸着による比表面積、細孔分布測定について
現在大学にて活性炭を窒素ガス吸着より比表面積の測定を行っており疑問に思ったのですが、原子の大きさは数Åであるのに測定した細孔分布が0.01 nm単位まで表示されます。 そこでこの細孔分布の信頼性というものがどの程度のものなのか疑問に思い、質問させていただきました。 おそらく計算上として算出されているだけで、データの信頼性としては原子以下の範囲についてはほぼないものだと思うのですが・・。 またBET法による比表面積も同じサンプルを測定しても若干(10%程度)の差がみられることもあるのですが、一般的にその程度の誤差はあるものなんでしょうか? 最後に吸着等温線にヒステリシスが見られるのでメソ孔の確認はできるのですが、ヒステリシスの程度とメソ孔の存在関係もできれば教えていただきたいです。 何分理論に理論を積み重ねた理論となってるため、経験上の話を聞かせてもらえれば非常に助かります。 どれか1つだけでも結構ですので、実際に測定をされている方がいらっしゃれば経験上どのようなことが言えるか、よろしくお願いします。
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お礼
初めのうちは目に見えないほど小さい表面積を測定できるということでただ無心に測定してたのですが、いざデータを見てみるとわからないことが多く・・。 測定機器の説明書や文献も少し読んでみたのですが、仮定が多く正直???でした。 マイクロ孔やメソ孔など分子サイズレベルに近くなってきた場合、机上の理論では理解できるのですが、実際どの程度の誤差が見られるのか、またどの程度信頼していいものかというのがどうしても理解できず質問させてもらいました。 ヒステリシスとメソ孔の関係については理論として書かれてあり納得してしまいました。 もう少し文献などで勉強したいと思います。 測定分布のヒント、かなりヒントになりそうな気がします。 今は手元に説明書がないのですが、そこを意識して考えてみたいと思います。 ありがとうございました。