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スピン系について
私は大学院生で今就職活動中なのですが、殆ど勉強していなかったため恥ずかしながら未だに自分の研究を満足に人に伝えることができません。 一次元量子スピン系についての理論計算を行っているのですが、このスピン系というものが実はよく分かっていません。 どなたか分かりやすく教えていただけますでしょうか? よろしくお願いします。
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- tomo_momo
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回答No.1
一昔前の知識ですが、1次元格子上に ある大きさのスピンSを置き、スピン間の相互作用が反強磁性ハイゼンベルグ的なとき、量子力学をいれて、(交換関係をいれると)、古典的 つまりスピン演算子が交換する場合と違って、面白い性質が現れる。 スピンの大きさが 整数のとき k=0で ハルデンギャップというギャップが開く。 基底状態は、+-+-+- (+:アップ、-:ダウン)のような、ネール状態ではない。が、その状態を書き下すのは 難しい。(そのようなうまい基底を作るのは難しい。 スピンがシングレットペアを作ったほうがエネルギーが下がる。基底状態はシングレットで、磁性を持たない。 スピンの大きさが半整数の場合には スピンパイエルス転移といって、格子ひずみを伴って、1重項状態になる(低温で)。 などなど。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
商社など全く量子力学を分からない方でも、なんとなくでよいのでスピン系について解説できることはないでしょうか?