金融政策について

質問

金融政策について調べています。金融政策の定義は
(1)『中央銀行(日本の場合は日本銀行)が通貨供給量(マネ－サプライ)を調整することによって経済の動きを調整する政策。』でよいのでしょうか?

(2)金融政策は最終目標として『(1)物価の安定、(2)経済成長の促進(維持)(3)雇用水準の維持(4)国際収支の均衡(5)為替レートの安定』をめざし、マネ－サプライを調整する

(3)『(1)公定歩合操作(基準貸付利率)(2)支払準備率操作(法定準備率操作)(3)公開市場操作(オープン・マ－ケット・オペレ－ション)』はマネ－サプライの調整のための手段。定義はこんな感じてよろしいのでしょうか?

回答No.3

hirosi3 · ベストアンサー

経済学の教科書を信じれば、それで正解でしょう。けれども、これは「ベースマネーの増減によってマネーサプライが増減する」と信じているからです。本当は「マネーサプライの増減によってベースマネーが増減する」となれば、教科書の説明は破綻します。
　２００１年３月から「量的緩和策」が採用され、日銀は買いオペを進め、ベースマネーを増やしたのですがマネーサプライは増加しなかった。そこで日銀理論である「日銀はマネーサプライをコントロールできない」が正しいと証明されてしまったのです。そして、支払準備率操作(法定準備率操作)や公開市場操作(オープン・マ－ケット・オペレ－ション)は教科書が説明するほどの効果はないらしい、となったのですが、経済学者の反応は鈍いですね。
　ただし、だからこそ、学校の試験でこのような反教科書的な回答では、良い点は取れないでしょう。
　「ベースマネーの増減によってマネーサプライが増減するという神話 」で検索すると参考になるサイトがあります。

回答No.2

Broner

普通は、そうなっていますが、現状の景気回復の政策としてはもう一つと言うところ。
　通貨供給量(マネ－サプライ)を調整の最重要課題は、マネ－の回転率が低くなっていて、マネ－がすぐに金持ち層に吸収されて、庶民にマネ－が回ってこない社会構造になっていること。この回転率を大きくする社会にすること。
　貿易収支の黒字を増やすこと、これは、国際競争優位を図ること。
この二つの視点を重視して、説明すべきだと思います。

回答No.1

nrb

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E8%9E%8D%E6%94%BF%E7%AD%96