- ベストアンサー
動脈と静脈ってどうしてあんなに強度が違うの?
動脈も静脈も、組織的には三層でできていますが、どうして静脈の方はもろいんでしょうか? middle layer のsmooth mascle の厚さの違いでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
動脈は心拍動に伴う血圧の変化が大きいため、輪走筋が発達しています。 結果として、中膜の内弾性板と輪走筋(平滑筋)の発達が著しいため、かなりの強度を持つことになります。 しかし、静脈には拍動はなく、それほど血圧変化も大きくないため、輪走筋や内弾性板の発達が悪く、強度がなく、もろいと言うことになります。 静脈でも、起立時に静水圧が上昇する上司の末端部や下肢(特に末端部)では輪走筋は比較的発達しています。 しかしながら、動脈における拍動ほどの血圧の変化はないため、動脈ほどは発達していません。
お礼
ありがとうございました。よくわかりました