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臍帯血輸血の際、なぜ臍帯動脈でなく静脈からする?
タイトルの通りです。臍帯静脈→胎児→臍帯動脈と血液は流れているので、胎児由来の造血幹細胞は臍帯動脈のほうが豊富であるように思われますが、実際には臍帯静脈でおこなってるそうです。何故だか分かりますか。
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質問者が選んだベストアンサー
臍帯動脈→胎盤→臍帯静脈となってはいますが、胎盤から母親の血液が入ってくるわけでもないし胎盤で造血幹細胞がなくなってしまうわけでもないですよ。血球成分に変化はありません。 血液は腕から取ろうが、足から取ろうが、内容は一緒ですよね。臍帯はいわば胎児の体の中と一緒です。動脈も静脈も造血幹細胞の量は一緒です。
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- hanasaka
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回答No.2
下記URLの図を見ていただくと分かるかと思うのですが、ずばり静脈が太くて取りやすいからです。太い臍静脈の周りを細い2本の臍動脈がくるくると巻いているのが分かると思います。 また動脈は筋層が固いが、静脈はやわらかいので針をさしやすい。臍動脈に流れるのは胎児からの老廃物、臍静脈に流れるのは酸素たっぷりの動脈血。 下に胎盤の写真も載ってますが、気持ち悪かったらごめんなさい。
質問者
補足
早速のご回答有難うございました。 酸素分圧は確かに臍静脈のほうが高いのは分かるのですが、元の質問にある、「臍帯静脈→胎児→臍帯動脈と血液は流れているので、胎児由来の造血幹細胞は臍帯動脈のほうが豊富であるように思われますが、・・・」はどのようにして説明をつければよろしいのでしょう? たとえ、臍静脈は造血幹細胞が豊富ではないにしても、採血のしやすさの点から選ばれるということなのですか?
- ADEMU
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回答No.1
人間の肺動・静脈と同様臍動脈には静脈血、臍静脈には動脈血が流れているからではないでしょうか。
お礼
素晴らしい回答有難うございました! 納得してしまいました。