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三島由紀夫の最高傑作と言われる作品は

タイトル通りなのですが、小説家三島由紀夫氏の最高傑作と思う作品はどれだと思いますか。 世間では、「仮面の告白」が、よく代表作にあげられると思うのですが。 皆さんのご意見を募集しています。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

あまりよく読んでいないのですが 私が最高だと思うのは「豊饒の海」の第一部「春の雪」です。 美しい文章,貴族文化の絢爛な雰囲気、そして悲恋の結末。 だいぶ昔ですが、一気に読みきりました。

noname#36252
質問者

お礼

私も、豊饒の海全四巻が、傑作だと思います。第一部「春の雪」は、一番、三島の美文調が色濃く出ていて、明治期の貴族社会の絢爛優雅な風情が、描かれています。 この巻は、一言で言うなら、優雅を表現していると思います。二巻「奔馬」では、使命を、三巻「暁の寺」では、奔放と美、最終巻では観念論の無、という虚無のキャタストローフで、築いてきた一大伽藍が、崩れ去ります。 平行して、三島の死があり、作品世界と実人生が、完結したときの小説と言えるでしょう。 「春の雪」は、その序章、三島の幼少から青春期の学校生活が伺えます。

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