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油の分解
外に生ゴミを捨ててほったらかしにすると当たり前ですが微生物に分解されて腐敗し、やがて消滅しますよね。消滅後、見た目にはすべて消滅してしまって跡形もないようですが、その腐敗が行われたところは油分のべたつきが残っていました。 その後、日がたつにつれ、べたつきが無くなりました。 このことから、 1、 油の分解は通常の腐敗と比べ処理に時間がかかる。 2、 油の分解に関わる微生物に必要なエネルギーが他の微生物とは違う物である。 3、 油による空気の進入を阻害されるための処理の遅れ。 と考えついたのですが、いまいちしっくりきません。 油を分解するのが通常の物より遅くなるのはなぜなのでしょうか。 油の分解を促進させるにはどのような環境がといのでしょうか。 通常のもの(油を含まない食物なり、有機物)と同じくらいに分解を終わらせるにはどうしたらよいのでしょうか。 教えてください、よろしくお願いいたします。
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- bhoji
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勝手な解釈を書きますが、極端には違っていないと思います。 最初に、もし油が腐りやすい物であればサラダ油の封を切って流しの下などに置く事はできないはずです。 ではなぜ腐らないかを考えますと、1つは油を好んで食べる微生物の種類が少ない。 2つ目は醗酵や腐敗させる微生物は水中におり、油にまみれる状態は大敵で、細胞が溶けたり、傷つき、 または呼吸器官が塞がり死滅するか、増殖できない環境。 3つ目は多くの微生物は活動するのに酸素を外部から取り入れる必要が有り、ご存知のように水と油は 分離し、油の中には酸素が多く溶け込んでおらず、その為、微生物がその境界付近でしか活動できない。 以上のような事を考えますが、いかがでしょうか? 早く油を分解するには、水との境界面の面積を何桁も多くする事で、それを言い換えれば乳化だと思います。 乳化は石けんや洗剤などの界面活性剤を使えばできるでしょうが、同時に微生物にとっても界面活性剤は 良い事ばかりとは言えないと思います。 それらの事があるので、台所から油をそのまま流す事を、自治体は強く禁じています。 油はBOD(生物化学的酸素要求量)が他の物に比較して桁違いに多い。 広島県福山市の環境ホームページの一部 生活廃水について http://www.hiroshima-cdas.or.jp/fukuyama/kankyo/sun60.htm それとこの質問は生物学のカテゴリーの方が良い回答が出るのでは?