- ベストアンサー
温湿度計の値から相対湿度を公式で求めたい
温湿度計からの相対湿度の求め方を探しています。 詳しい理論は知りませんが、方法として「表を用いて求める方法」は知っています。また、計算尺のような器具を用いてひとつひとつ求めていく方法は知っています。しかし、これらは時間がかかりますよね。 そこで当方が探している方法は「温湿度計の値から瞬時にしてその時の相対湿度を求める方法」です。いわば公式という式です。どうぞ宜しくお願いいたします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>温湿度計からの相対湿度の求め方 「温湿度計」は、温度計と湿度計がセットになったものを指すようで、この場合の湿度計の表示は「相対湿度」です。 多分、「温湿度計」でなくて「乾湿計」(乾球と湿球の温度差から相対湿度を求める湿度計)のことだと思います。 >「乾湿計の値から瞬時にしてその時の相対湿度を求める方法」の公式 東京天文台編纂で丸善株式会社発行の理科年表の気象の部に載っています。不本意ながら一部を転記します。 通風しない乾湿計の示度から水蒸気圧を算出する場合で湿球が氷結しない場合の 飽和水蒸気圧(e)は、 e = Ew' - 0.0008・P (t - t') t : 乾球示度(℃) t' : 湿球示度(℃) e : 求める水蒸気圧 Ew' : t(℃)における水の飽和水蒸気圧 [hPa] P : 大気圧(1気圧の場合は、1013.3 [hPa]) 相対湿度(H)は、 H = e / Ew' x 100 (%) なお、理科年表には、Ew':t(℃)における水の飽和水蒸気圧[hPa]の表はあるが、求める公式は載っておりません。 ウィキペディアの飽和水蒸気量の項に載っていましたので、これを転記します。 近似的にTetens(1930)の式 Ew' = 6.11x10^(7.5t / (t + 237.3)) [hPa] 「^」は、べき乗を表します。 以上の3つの式から、相対湿度を出すことができます。 また、ウィキペディアの乾湿計の項にも、上記「飽和水蒸気圧」を求める式が載っています。 計算式で答えを出すにしても1つの式にまとめると式自体が結構複雑になります。正確な値を必要としないのなら、むしろ表をエクセルに取り込んで補完法で求める方が簡単だと思います。