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to不定詞の時制の一致について
高校生2年生の文法の問題です。 1 Jenni is said to(win) the speech contest. 2 At first, ken was thought to(break) the window. ()の中の動詞を適切な形に変えなさい。 という問題です。 私は 1のほうはジェニーはスピーチコンテストで勝つだろうと言われている。という風な解釈をしてto be able to win もしくは形をかえずにto winと考えたのですが問題の流れとして to have wonなようなのです。 2はto have brokenが答えだと思うのですが、ケンが窓を壊したと考えられた時点よりも前にケンは窓を壊しているので、こういう場合はどういう答えになるのかと混乱しています。 答えはどのようになるのか教えてください。
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1 want to ~,hope to ~など,to 不定詞は未来性があるとも言われますが,これは,want, hope など動詞によるところが大きいです。 be expected to ~や,be sure to ~であれば,未来の意味がでますが,be said to win ~の場合,通常,「未来に勝つ」の意味にはなりません。 そういう意味では,to have won として,「勝ったと言われている」とさせたいのでしょうが,to be winning とすれば,「未来に勝つ」の意味になり得ると思います。the speech contest の後に,last month など過去を表す語句を置くのが良心的な問題だと思います。 2 >ケンが窓を壊したと考えられた時点よりも前にケンは窓を壊している だから,to have broken という完了不定詞になるのです。
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高校時代、グラマーは苦手で、リーダーのほうが好きでした。最近、ようやくその原因が何であるかに思い至りました。私の場合、言葉は理屈より先に、多くのデータベースを必要としていたようです。(日本語を学ぶときのように) この原因発見はウェブ検索ということからもたらされました。この方法で、ご質問を解決することにしましょう。 1. Jenni is said to(win) the speech contest. どれほど多くのウェブサイトにこの表現があるでしょうか。できるだけヒットするように、キーワードを一般化します。すなわち、固有名詞、具体的な名詞などはカットします。 「is said to(win)」 どちらがいいのだろうかという選択を考えるべき形でキーワードとします。 case1 : "is said to win" case2 : "is said to have won" " "でくくった形で検索すると、完全一致の言葉で検索されます。 結果を分析します。 case1 : "is said to win" 555H case2 : "is said to have won" 14,400H 英語圏の生活をしていたとすると、耳にするあるいは目にする情報は、完全に一致しないまでも、このヒット数と相関関係にあると思われます。そして、自分がこの種の英語の文を作ろうとするとき、この経験からくる情報量にあわせて、ふさわしいかどうかというような感覚を持っていると思われます。理由なしになんとなくこっちのほうが正しそうという感じです。 日本人はあいにくそのような経験がないので、このヒット数を経験からくる感覚の代用として、論理的に受け止めるとよいと思うのです。 ですから、is said to win はまれで、said to have won のほうがしばしば用いられるという経験からくる感覚があるとして考えてみると、said to have wonを答えるのが普通ということです。 さて、ここまでは、母語の語学教育を受けていないものの選択方法です。時には誤ることもあるでしょう。そこで、文法的、語法的な理屈で補強します。 また、言葉にされうる事象のあるべき状態をつかむことができるなら、(これは、人生経験や、自然科学から精神科学にわたる総合的な知識が必要と思いますが) 「be said」うわさされるということと「win」勝つということが、1つの文脈の中で用いられるときの関係は、それによって、人が表現しようとするものの傾向として、「勝った結果を人はしばしばうわさする」ものだと、人間社会を認識するのです。「勝つ(だろう)とうわさするのはまれ」で、その場合はむしろ、「勝つ(だろう)ということを期待する」などのような、別の動詞と組み合わされて表現されることのほうが多い分、そのとき、あえて「be said」を用いることの意義が薄らぐのでしょう。 さて、ついでに、文法的には正しいとされる「be said to be winning」に言及すると、上の理由で、この使用例は、まれであり、say 以外の動詞で表現することが多いだろうと予測されます。つまり、問題の選択肢としてとりあげられた場合、正解したいのであれば、選んではいけない選択肢の代表的な例となります。 はじめに書いたように私はグラマーが苦手なので、正直なところ、(to have won) や ANo.1さんがなり得ると控えめに提示された、(to be winning)の可能性に思い至らず、(to win) だと思っていました。考えるきっかけを与えていただいて皆さんに、私は感謝しています。揚げ足をとるつもりはありませんが、表現が適切でないように思えて、誤解されないかと心配しています。もし不快に感じられるようなことがありましたら、そのときはお許しください。
お礼
詳しく丁寧な説明ありがとうございました。 私はこういう問題が苦手です。 もっと問題なれとしなければと感じました。
お礼
そうですよね。last monthがあるのであれば私も間違わない自信があります。 KENの問題も答えてくださりありがとうございました。もっと問題をこなして完璧にしたいです。ありがとうございました。