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日本ではいつから「さん」を使い始めたのですか?

人を呼ぶ時に「○○さん」と言いますが、日本ではいつから「さん」という言葉を使い始めたのでしょうか? 時代劇(カツラをつけている)などを見ていてふと気になりました。

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  • yuhkoh
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回答No.2

「さん」は「さま(状・態・様・方)」の転用、つまりくだけた表現です。 接尾語の「さま」は (1)方角・向きの意 (2)場所・時の意 (3)敬意の表現 です。 (3)の用例では『義経記』や『御伽草子』にみられるので、中世(南北朝~室町期)には用いられていたのでしょう。 「さん」は江戸後期には一般化していたと思われます。特に上方では旦那様が「だんさん」、○○屋様が「○○屋さん」、おはようさまが「おはようさん」のように、商売を円滑に進めるためにも、よりくだけた表現で「さん」が使われ初め、それが全国へと広まったのではないでしょうか。  現在も関西では神仏関係を親しみを込めて「さん」付けで呼ぶことが多いですね。 例:えべっさん(恵比寿様)・おだいっさん、弘法さん(お大師様、弘法様<弘法大師のこと>)・お地蔵さん・お稲荷さん・お伊勢さん・お宮さん・お寺さん・おてんとさん(天道様<太陽のこと>)・ご先祖さん 参照:『古語辞典』岩波書店

misa5656
質問者

お礼

詳しく教えていただきましてありがとうございます。 接尾語の「さま」の意味は初めて知りました。 >現在も関西では神仏関係を親しみを込めて「さん」付けで呼ぶことが多いですね。 うちのあたりもこういう呼び方するので、なるほどな~と思いました。

その他の回答 (1)

  • hinode11
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回答No.1

幕末の頃からではないでしょうか。 時代劇映画の「新選組」か何かで、土方歳三が隊長(組長?)を「近藤さん」と呼んでいました。

misa5656
質問者

お礼

大河ドラマの新撰組!はまだ見たことがないので、近いうちにゼヒ見てみようと思いました。 回答ありがとうございました。

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