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初見演奏の一般的レベルについて
音大などで、初見演奏ができる(ピアノ)、優秀な人というのは、一体どのくらいのレベルなのでしょうか。経験からでいいですのでお答えしてくださると嬉しいです。後、序でに、普通くらいの人の場合はどんな感じかも教えていただけるとうれしいです。 以下、例です。 (1)リストやショパンなどといった全音で言うと、★5つとか6つとか7つ以上とかそのような域に達しているような曲でも、楽譜を少し眺めれば大体音を間違わずに本来の速さか少し遅いくらいでも十分に弾ける。 (2)古典派のソナタなど楽譜の比較的見やすい曲は一度見れば大体本来の速さで音楽的表現も交えながら弾けるが、楽譜が真っ黒になるにつれ、テンポはかなり遅くなっていくが、音は大体間違わない。 (3)古典派系はOKだが、かなりややこしい楽譜になると、初見はほぼ不可能である程度の練習を必要とする。 等など・・・。 どの程度の域までいけるものなのか、参考にさせてください!!お願いします。 超一流ピアニストといわれるような人は(1)のようなイメージがありますが。
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- ahcchacchi
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まず、他の方も書かれていますけれど初見はピアノが上手いかどうかとは余り関係がないと思います。 はっきり言うと、訓練(慣れ)の問題でしょう。 私は、指示していた先生がどの先生も初見の訓練をして置くように…と言うお考えの方でしたので音大受験を考える以前から初見の練習は他の人よりもしていたと思いますし、得意な方だと思います。 只…初見視奏(特に鍵盤楽器の場合…初見演奏というのはピアノだけを言うのではありませんので)には、楽譜を見る能力があってもそれを弾きこなせる技術がないと言うこともあります。他の楽器でも勿論同じです。頭で理解できているのに演奏は上手く行かない…と言うことは初見でなくても多いにありうることですよね? それから、初見が利くが故に練習を怠り、結果として初見が利かずに懸命に練習した人の方が上達する、と言う事も良くあることです。 それに、初見で求められる能力は必ずしも「細部まで正確に演奏すること」ではないと思います。 これについては他の方々の異見(意見ではなく)もあるでしょうけれど。
- saitaohana
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桐朋音大では初見演奏が入試にありました。今でもあるのかな?調べてみてください。 そのレベルは高くて(特にピアノ科は)、入学希望者は初見専門のレッスンを受けていました。 新曲は桐朋音大の作曲科の先生が作った新曲で、ソナタ形式というよりは現代曲でした。レベルは(1)と(2)の間位だと思います。 試験の少し前に楽譜を渡されて、数分間目で見てから、試験場で弾くのです。 桐朋の音楽教室で長年レッスンを積んできた人は、相応の訓練を受けてきているので、それほどの苦労はしないようです。 でも、訓練してきていない人には大変ですよね。 音大に入学すればもちろん初見のレッスンを受けます(大学によってはないこともある)が、ピアノが上手=初見が上手ということでは必ずしもないですよ。 初見演奏が上手かどうかは、訓練と度胸の成果だと思います。
- retasusarada
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私は、趣味の域で、10年ほどやっていた頃、(2)でした。初見はあまり苦にしませんでした。もっとも、♭が5つもつくとガ~ン!でしたが。 我が子は、初見は苦手で、音大受験を1年後に控えても(2)が???です。 我が子の先生は、 1人目、結構達者でした。 2人目、音大院卒でしたが、経験のない曲は嘘だらけでした。 現在の音大の先生、演奏活動もされます。驚くぐらい、近現代の不協和音の多い曲もこなされます。今、話題の「のだめ」の「ロンドトッカータ」を、まったく聴いたこともない状態で、ほとんど、CDのように弾かれたのには驚きました。CDより格好良かったです。 ついでに、下の子の先生は、声楽が専門ですが・・・ソナチネレベルの曲でも近現代だと止まって止まって、どんな曲か分からないほどでした。 色々ですね。
一応音大ピアノ科を卒業したものですが、初見は苦手ですね・・・。 まず、私の場合、(1)は無理です。 だいたい(2)が当てはまりますが、初見をする時の状況にもよりますね。 難易度の高い曲で、その曲を練習しようと思っていて、初めて弾いてみたという場合でしたら、テンポを遅くして音を間違わないように弾きますが、 曲の流れだけ分かればいい時や、人が聞いている所で弾かなければならない時は、音を抜かしたりしながら、でも、できるだけ曲本来の速さで曲想をつけて弾きます。 日本の音大ピアノ科では初見や即興演奏、アレンジなどはほとんどやらない(現在ではやるのでしょうか?)ので、苦手ですが、 ピアノを仕事にするとこれらがとても実用的で大切だということが身にしみて分かります。 自分の生徒には必ずやらせるようにしています。