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明治から大正の日本の労務管理制度について
明治後半から大正にかけて日本企業はどのような労務管理制度を形成したのかをご存知の方いらっしゃいますか? 10行程度でいいのですが ちなみにこれはレポートとかではありません。 そんなずるいこと考えていません。 とある試験の過去問なんですけど、過去問ゆえに解答はついていません。 一応自分でも当然調べました。 しかし、これがなかなかわかりませんで 未熟者なのでもしハッキリとご存知の凄い方が いらっしゃいましたら、お力をお貸し願えませんでしょう・・。 よろしくお願いします。 もしこれがどこかのレポートだと疑う人がいましたら 本の題名でも教えていただけると助かります 労務管理の本は9冊ほど目を通しました。
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●経営史関連の参考書ですが、特に日本経営史関連のテキストは、戦後の労務管理に直結する部分があるので、日本経営史の文献を詳しく解説している「マテリアル日本経営史」などを確認されてはどうでしょうか?このテキストは大学時代、日本経営史の講義用でテキストでした。他大学などでも講義用テキストや資料として使われることが多いようです。そのほかの文献としては、森杲著の「アメリカ職人の仕事史」なども日本の職人や職工とアメリカ経営史の内容を詳しく解説しているので、非常に参考になります。 ・『マテリアル日本経営史―江戸期から現在まで 』,(1999),有斐閣,宇田川勝著 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E5%96%B6%E5%8F%B2%E2%80%95%E6%B1%9F%E6%88%B8%E6%9C%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E3%81%BE%E3%81%A7/dp/4641160538/ref=pd_bxgy_b_text_b/250-0080576-4641811 ・『アメリカ職人の仕事史―マス・プロダクションへの軌跡』,中央公論社,森杲著 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E8%81%B7%E4%BA%BA%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B%E5%8F%B2%E2%80%95%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%BB%8C%E8%B7%A1/dp/412101328X/ref=pd_ecc_rvi_2/250-0080576-4641811 ・『日本的生産システムと企業社会』(2003),北海道大学図書刊行会,鈴木良始著 http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%9A%84%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%A8%E4%BC%81%E6%A5%AD%E7%A4%BE%E4%BC%9A/dp/4832956310/sr=1-2/qid=1162350238/ref=sr_1_2/250-0080576-4641811?ie=UTF8&s=books ●人事労務管理を体系的に学習するのであれば下記のテキストをオススメします。 ・『マテリアル人事労務管理』,(2000),有斐閣,佐藤博樹著 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4641161054/ref=olp_product_details/250-0080576-4641811?ie=UTF8&seller= ・『新しい人事労務管理(新版)』,(2003),有斐閣アルマ,佐藤博樹著 http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E5%8A%B4%E5%8B%99%E7%AE%A1%E7%90%86/dp/4641121761/ref=pd_bxgy_b_text_b/250-0080576-4641811 まず、日本経営史に関する基本的な文献を参考して学習した後に現代の人事労務管理(人的資源管理)関連のテキストを見直ししてみてはいかがでしょうか?実際に、大学図書館や書店で一度内容を確認してみてください。マテリアルは参考書感覚で使用できるのがオススメです。
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- milkymick
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大雑把に読んでしまうなら、 京谷英二『フレキシビリティとはなにか 現代日本の労働過程』窓社、 の序章に戦前期についての労働過程の記述があったと思う。 それなりに詳しく読むなら、 間宏『日本労務管理史資料集』五山堂書店、をつまみ読む。
- uoza
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岩波文庫の『職工事情』は統計的に詳しいが、ちょっとわかりにくい。『女工哀史』は実務的で読みやすくおススメ。他の岩波文庫も色々見てみたらあると思う。 なお、明治から大正の労務管理は有るような無いようなかたち。大きく分けて「社員」と「職工」となり、「社員」は幹部クラスと解釈しています。その「社員」もだんだん格下げとなり、昭和の統制体制になると「職工」と同列と。 それから、戦前は経営者よりも資本家が強かった時代ですので、戦後の会社体制と全く違うものと捉えておく必要があります。したがって、「労務管理」といえるようになるのは、戦中の統制体制あたりからかなぁ。