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排ガス中の塩素を分析する時の採取管について
排ガス中の塩素を分析する時の採取管について、 JIS K0095「排ガス試料採取方法」の表1には、 ステンレス鋼、チタン、四ふっ化エチレン樹脂に ○の記載がないので、この3つは使えないと思ってましたが、 JIS K0106「排ガス中の塩素分析方法」の4.2の(2.1)には、 「試料ガス採取管は、例えばガラス管、石英管、 四ふっ化エチレン樹脂管などを用いる。」と書かれています。 これは矛盾しているように思います。 四ふっ化エチレン樹脂管は本当使えるのでしょうか?
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ガス採取管の材質はJISで規定されている通りですが、つまり、塩素ガスによって腐食されず、ある程度の高温にも耐えられること(試料ガスの熱、或いは水分凝縮を防ぐヒーター熱)が必要要件です。 フッ素樹脂はOKです。オルトトリジン法にも載っていますよ。(表1は多分記載漏れでしょう?金属はどちらにしても不可ですが。)
お礼
回答いただき、ありがとうございます。 四ふっ化エチレン樹脂が使えると聞いて安心しました。 改めてJIS K0095の表1をよく見ると、○印は使用例と書いてありました。 また、四ふっ化エチレン樹脂は最高使用温度200℃なので、 状況によっては使えないですね。