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クラシック音楽 ヨーゼフ・シュトラウス ムジカ・マキーナ
高野史緒『ムジカ・マキーナ』ハヤカワ文庫の中にヨーゼフ・シュトラウスのワルツ《神秘な磁力》p163という曲名が出てきます。この曲の詳細分かりますか。また、CDで聴けますか。シュトラウス一族は大量のワルツ・ポルカを作曲しているので、調べても特定の曲に行き着きません。《神秘な磁力》という邦題もクセモノで原題を作者が訳したのかもしれません。詳しい方、教えて下さい。
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こんにちは。 こういう質問を見るとムズムズして調べたくなるクラシックマニアです(笑) ちょっと苦労しましたが,見つかりましたよ。 Josef Strauss Geheimne Anziehungskrafte (Dynamiden) ('Mysterious Powers of Magnetism') waltz op. 173 (1865) このあたりもご参考になるかと思います↓ http://en.wikipedia.org/wiki/Josef_Strauss http://www.answers.com/topic/geheime-anziehungskr-fte-dynamiden-waltz-op-173 曲が収録されているCDについては,2番目のURLにいろいろと載っています。 私はあまり真面目には探していませんが,とりあえずこんなの↓はあるようです。 http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?target=CLASSIC&genre=700&keyword=dynamiden http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005GJE7/ref=sr_11_1/250-6116955-3883410?ie=UTF8 ---<余談>--- この「神秘の磁力(ディナミーデン)」という曲,私は聴いた事がないのですが,調べたところ,リヒャルト・シュトラウス(いわゆるシュトラウスファミリーとは別の人)のオペラ「薔薇の騎士」に登場するオックス男爵のワルツ(こちらはかなり有名な曲です)の旋律は,この曲から取られているようですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B0%E3%82%89%E3%81%AE%E9%A8%8E%E5%A3%AB そして,高野史緒さんは「ウィーン薔薇の騎士物語」という本も書いておられる・・・。 なかなかに,興味深く楽しい発見でした。(深読みしすぎ?) 知らない作家さん,本でしたが,読んでみたくなりました。
お礼
いやあ、こういう回答者様大好きです。私もクラシックが好きで結構CDを持っていますが、何せ語学がダメで、外国のサイトにアクセスする気になれません。ここまで丁寧に調べて頂いてありがとうございます。そこで感想。なんだ、「ディナミーデン」だったのか!ということ。このムーティのCDは持っています。ただし、輸入盤なので当然解説は読んでいません。「薔薇の騎士」とのかかわりについてもご教示くださり、至れり尽くせりです。 「ムジカ・マキーナ」は面白いですよ。ネタバレになってしまうので詳しく言えませんが、ブルックナーが大活躍します。ブルックナーの時代にクラブのDJが現れちゃう凄い小説です。 まだクラシック関係の質問が二、三あるので(もちろん、自分で調べがつかなかったもの)よろしかったら、またご協力ください。