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会計検査の基準
たとえば橋などの構造物などを作るにあたって 事前に調査をかけますよね? 調査の手法や、解析方法とかは 該当する工種の設計基準にのっとって 行われると思いますが、 設計基準にうたわれている調査項目というのは 絶対普遍のもので 全て必ず履行しなければ ならないものなのでしょうか? 現場条件等を勘案した上で省略した場合 会計検査院から見た目では 構造物が安全に出来ていると判断されれば 調査段階の過程で一部ミスがあっても 許されるものなのでしょうか??
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発注者側の方と想定して回答致します。ここで、このような質問をするには、内容を勘案するとかなり簡略的な回答になりますので、求められている回答にはならないと存じますが、参考にお考え下さい。 まず、調査の手法・・・。ですが、現場による。と言えます。構造物を作成するにあたり一般的な考えももちろんありますが、それは会検では通用しません。その現場で必要な事由しか考えられません。 従って、普遍的なものではないということです。その現場に必要か否かは、会検ということですから、上部機関や関係する機関、あるいはコンサルタントと計画段階から十分協議すべきことと考えます。 次に、現場条件等・・・。ですが、それが正当な理由になり得るなら、問題はないように思えます。 しかし、構造物が安全にできているだけでは、結果がよいだけですので、問題になるかどうかは、ミスの内容にもよるのではないでしょうか。 安全とは言っても過大設計(よくある話)も問題ですし、調査段階のミスがどのような事か解りませんが、数字が変われば構造計算に影響がでてくる問題ですよね。もちろん、実施してしまっていることですから、金額的にも少額であるなら、お咎め無しということもあるようです。それ以外は頑張って理由を作りましょう。 また、検査官との見解の相違はよくあることで、ここをいかに納得させられるかがポイントかも知れません。 最近はその投資効果も質問される時もあるようですから、計画と実施後の比較もされると良いでしょう。
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- kekerokun
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> 設計基準にうたわれている調査項目というのは絶対普遍のもので、全て必ず 履行しなければならないものなのでしょうか? 現場条件等を勘案した上で省略できるかどうかは、判断が難しいです。 設計委託発注者と協議して省略の承認を受けたのであれば、省略しても良いはずです。 少なくとも設計者の判断だけで省略すると、後でこじれるケースが多いです。 > 構造物が安全に出来ていると判断されれば、調査段階の過程で一部ミスがあっても 許されるものなのでしょうか?? 会計検査の基本は、(1)国費を適正な目的に使っているか、(2)国費の金額は適正か の2点だと思います。 調査段階の過程でミスがあっても構造物が安全であれば良い、という考えは、 (1)はクリアしていますが、(2)の条件はクリアしていないように思います。 (もっとも、安全じゃない構造物なんか、会計検査以前の問題ですね。) 調査段階でミスがあり、本来適正な構造物と違う構造物を作っているという のであれば、過大積算ないし過小積算につながり、会計検査の指摘や公表の対象になります。 過大積算であれば、国費の返還命令が下され、場合によっては設計者の責任を 問われるケースもあります。 ミスがあってもなくても同じ構造物で済むという説明ができるのならば、 結果オーライで、会計検査的にはOKです。
お礼
会計検査的には 結果オーライはOKなんですね! ありがとうございました