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お寺のマーク(卍)とナチスのマーク
タイトル通り、なぜ地図でよく見るお寺のマークとナチスのマークはあんなに似てるのでしょうか?? お寺が左回りで、ナチスが右回りですよね? なにか深いつながりでもあるのでしょうか? 最近アメリカ人の友達に質問されて何も答えられませんでした..。 もし、知っている方いれば教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
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この「まんじ」ですが、一応お寺の卍とともに、もともとはナチのハーケンクロイツのような逆卍もあります(広辞苑にも載っています)。 仏教はインドで生まれた宗教、そしてお寺のマークは古代インドの宗教言語サンスクリット語に由来するものです(専門家ではありませんが、「功徳・円満・調和」といったところだそうな)。 そして、ナチズムはゲルマン民族はもっとも優秀なアーリア人とする前提の下で、アーリア人優位を説く思想と結合しています(世界に冠たるドイツ)。 今ではもう別のものになっていますが、もとは関係が無いこともないはずです。 インドには紀元前1,500年ごろアーリア人がアフガン周辺からヒンドゥークシュ山脈を越えてやってきて、今日のヒンドゥー教の基礎を用意しました。サンスクリットはその後に興った言語です。日本のお寺の卍は仏教を通して東へわたったものですが、これに対して、ナチズムの理解するアーリア人学説によればアーリア人が西に広がった中で世界に冠たる一等民族として結実した(「嫡流」?)民族がゲルマン民族のドイツ人とされます。ですから、ともにアーリア人に由来するといえないことも無いでしょう。 もっとも今では別物として意識されておりながらも、物理的な形の面での類似性を想起させないよう配慮されている状況かと思われます。少林寺拳法もシンボルマークの卍のマークやめましたし、日常の認識ではもうすっかり「逆卍=ナチのハーケンクロイツ」になってますね。
その他の回答 (2)
- mataoyu
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本当のところは、分かっていないのでしょうが、ハーケンクロイツについては、詳しく書かれたページがあります。
お礼
回答ありがとうございました。 サイトのおかげで、色んなことが学べました。
- okg00
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8D まったくの無関係かと。
お礼
回答ありがとうございました。 とても参考になりました。
お礼
回答ありがとうございました。 なるほど、全くの無関係とは言いにくいんですね。 とても参考になりました。