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「ナチュラル管としては音域が高すぎる」
「Corn (ホルン)と指示された箇所はナチュラル管としては音域が高すぎるため、corn とはコルネット(Cornett)の短縮形かもしれない」と本に書いてありました。 この記述がよく分かりませんでした。
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皆様のお答え通りかとは思いますが… 「Corn」とはイタリア語表記での 「フレンチホルン」の事です。 「ナチュラル管」はおそらくバルブのないナチュラルホルンの事です。シューマン以前の場合ホルンはまだバルブの無いナチュラルホルンでした。 「コルネット」はトランペットに似た形の楽器ですが稀にcorn.と略記される事も有ります。 さて、実音上の音域はホルンよりもコルネットの方がずっと高い音域になりますので、「そんな高い音はホルンではない」といった意味にも取れますが、通常管楽器は実音記譜ではなく、使用する楽器の調性等による移調しての記譜になりますので、そうすると記譜上の音域はほとんど同じになるはずです。 特に、ナチュラルホルンの時代、ハイドンやモーツァルトの場合かなり高い音域も出てきますので、逆にコルネットよりも高い音の記譜が有る事も考えられます。 良く分からない記述ですね?? どの様な曲のどんな場面での事なのでしょうか? もう少し具体的に教えていただかないと良く分からないかも知れません。
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- pyon1956
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大体#1のかたの仰ることでいいと思いますが、ナチュラル管ってのはホルンでは二つの意味があって、(Fナチュラル管、というのがよく検索に引っかかる)この場合はそっちじゃなくて古楽器、ということでしょう。このようなやつです。 http://open.sesames.jp/haruhiko/html/1/index.html 多分その楽譜の書かれた時代が、そういう古楽器を使っている時代だったから、ということで、こういう楽器だと構造上高い音をちゃんと出すことが困難、あるいは不可能なので,そういう推定をしているのだと思います。実際ホルンじゃなくてトランペットですけど有名なベートーベンの交響曲第3番でで突然メロディーが木管にわたされて、消えたように聞こえるところがあるのはそういう音域の問題があるからです。
ホルンにはホルンの得意とする音域があります。 指示された譜に、ホルンが得意とする音域を外れた異様な高音を使うよう、指示が書かれていたのでしょう。 だからその本の筆者は、「このパートはホルンちゃうんちゃう?」と疑っているのです。