ガリバー旅行記が出てくる小説

質問

おそらくフィクションの小説だったと思うのですが、作品中に引用としてガリバー旅行記の記述がある本を探しています。

私はそれを読んで、「ガリバー旅行記ってこんな話だったんだ！！」と衝撃を受けた記憶があるのですが、何の本の中に出てきたのか、全く思い出せないのです。
小人の国や巨人の国といった有名な箇所というよりは、あまり知られていないブラックな箇所が引用されていたように思います。

わりと最近読んだ本だったと思うのですが・・・。
ほとんど文庫しか読まないので、文庫化されている本だと思います。

思い出せなくてとても気持ち悪いです！手がかりがあまりにも少なくてすみません。
知ってる方、心当たりのある方、教えてください～！

回答No.4

alto_ · ベストアンサー

多島斗志之の「症例Ａ」に、ガリバー旅行記の話が出てきます。

第三篇の「ラピュータ渡航記」の記述に、主人公である精神科医は違和感を覚えます。
「・・・これは、まるで分裂病患者ではないか」
分裂病患者の、いちじるしい感情鈍麻の慢性症状を連想させる文章だとのことです。
そのほかにも、分裂病患者たちが抱く世界破滅妄想のような表現もあるそうです。
スウィフトがこの旅行記を書いたのは５４歳からの５年間。
晩年には完全に精神の異常をきたし、それでもなお、数年生ける屍として悲惨な生命を保ったとのことです。

私は全然知らなかったので、大変驚きました。

お礼

あたりです！！！
探していたのはこれです！
本当にありがとうございます！
ここを読んで、驚いたのと同時に、ガリバー旅行記をちょっと本気で読んでみたい気持ちになったのでした。

あ～、すっきりしました！！

alto_さん、そしてご協力くださった皆さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m

回答No.3

ben1151

もしや・・・程度ですが、「家畜人ヤプー」？

参考URL：

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E7%95%9C%E4%BA%BA%E3%83%A4%E3%83%97%E3%83%BC

お礼

ご回答ありがとうございます。

参考URLを読みましたが、すごい内容ですね。どきどき。
残念ながら読んだことはありません（＾＾；）
探している本も、ここまでグロテスク（？）には書いてなかったと思います。

どうやら一部では有名な本のようですね。ちょっと読んでみたい気もしますが、耐えられるかどうか（笑）

でも面白い情報でした。ありがとうございました！

回答No.2

hunaskin

はっきりとしないのですが、自分も最近そのような引用のある小説を読んだ記憶があります。
「馬の国」や「ラピュタ（空飛ぶ島）」についての記述ですよね。

今、手元に無いので確認できないのですが伊坂幸太郎の小説なんじゃないかと思います。
「グラスホッパー」「ラッシュライフ」「オーデュポンの祈り」「重力ピエロ」．．．さてどれだったか。

このあたりじゃなかったら桐野夏生かなあ。

あいまいで申し訳ありませんが、ヒントになれば

お礼

ご回答ありがとうございます。

何の国だったか定かではないのですが、ガリバーが教育的な内容だと思っていた私にはちょっと驚くような感じでした（曖昧ですみません）。

いいところをついてらっしゃるかもしれません！
伊坂幸太郎の小説だと、「オーデュポンの祈り」「重力ピエロ」は読みました。ただ、この二つは結構前に読んだので、ガリバーの記述を読んで驚いた記憶の方が後だったような・・・。
桐野夏生は最近「グロテスク」と「残虐記」を読みました。私もこれかなあ～と思って、ぱらぱら見返したのですが、見つからず（＞＜）
私が見落としてるのかもしれません。

ただ、私の本棚にある作家さんだったので、可能性は高いと思いました（笑）。もう一度見直してみます。
ありがとうございました。

回答No.1

code1134

(こども名作全集の類でない大人向けのものなら)

http://www.bk1.jp/product/02520650　(原著:堀口訳)
http://www.bk1.jp/product/00540129　(阿刀田高氏の解説本版)
がある模様です。

お礼

早速のご回答、ありがとうございました。

今回は、ガリバー旅行記そのものではなくて、ガリバー旅行記の一部を小説内に引用している書籍を知りたかったので、ちょっと質問とは違うのですが、そもそもガリバー旅行記って、知ってるようで実は知らないんですよね。
阿刀田さんはガリバー旅行記の解説もなさってるんですね。「ギリシャ神話を知っていますか」とか、「旧約聖書を知っていますか」は読んだことがあるのですが、これは知りませんでした。
是非読んでみたいと思います。