坂口安吾の行雲流水についての質問

質問

坂口安吾の行雲流水を読んでいます。三つのところがわからないです。わかるお方がいれば、説明していただけませんか？

１．「当世は、久米の仙人などはショッチュウ目玉をまわしていなきゃならないのさ。オレだから、がんばっていられるようなものだ。」

その久米の仙人ってなんですか？
どうして目玉をまわし泣きゃ？
どうして「おれだからがんばっていられる？

２．「だけど、和尚さん、八掛かなんか立ててくださいな。あの野クビふんづかまえて、蹴っぽらかしてくれるから。」

「八掛をたてる」ってここにどういう意味ですか？

３．「ワシもタイコクを三人もとりかえたら、その又、昔はコツやナカへ繁々と通ったものだが、当世の女流はわからん。」
「コツ」と「ナカ」って店の名前ですか？

以上、よろしくお願いいたします。

回答No.1

wulong · ベストアンサー

わかるところだけ
１　久米の仙人選任は女性の色香に惑って神通力を失いました。聖人君子たるべき人でも左様ではいられないくらい刺激の多い世の中なので、むしろ自分のように煩悩の塊のほうが平気でがんばっていられると言うこと。

２対象は誰かわかりませんが、八卦を立てて(一種のまじないでもして）「あいつを捕まえたい」と言うこと。口調からすると軽口に本心が混じったような感じですね。

３安吾マニアではないのでさすがにわかりません。どこかの花柳街かよほど有名な妓楼の略称でしょうね

お礼

ご返答有難うございます。