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地方税と地方交付税の違い
地方税と地方交付税はどう違うのでしょうか? またお互いの関係について、教えていただきたいのですが・・・。
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地方税は、直接、地方自治体が収入して財源とする税のことで、住民税や固定資産税などがこれに当たります。地方税でない税金は「国税」となります。 で、地方交付税とは、国が収入した国税について、地方税の収入の少ない地方公共団体(といっても、大半の団体は地方交付税を受けていますが)に国が再配分する交付金のようなものです。 両方とも地方公共団体にとっては「収入」ですが、その収入の経路が違うのです。 と、かなり端折って説明しました。
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こんにちは。 >地方税と地方交付税はどう違うのでしょうか? ・まず,「地方税」は地方税法で課税が認められている税目を総称した言葉で,住民税,固定資産税,動車税,たばこ税など,地方自治体が直接課税したり,申告納付を受けたりする税金です。 つまり,地方自治体が自前で得られる税金です。 ・一方,「地方交付税」は税金の種類ではありませんから,例えば○○税と並列のものではありません。 具体的には,国税(所得税)として国が徴収した税金の特定の割合を,地方の財政状況などにより各地方公共団体に交付するもので,財源が税金ですから交付税と呼ばれています。 もっと具体的に書きますと,国税の ・ 所得税及び酒税の32% ・ 法人税の32%(12年度から当分の間35.8%) ・ 消費税の29.5% ・ たばこ税の25% を合算したものが,交付税として,国から地方に交付されます。 >またお互いの関係について、教えていただきたいのですが・・・。 ・直接は関係ありませんが,地方税の収入が少ない自治体は財源が不足しますから,地方交付税を多く受ける仕組みになっています。 ○おまけ ・交付税に似たものとして,補助金がありますが,交付税は国が使用目的を指定できませんが,補助金は目的を決めて交付されますから,それ以外の事業には使えません。
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