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鋳鉄と鍛鉄のどちらが使われた?
クリスタルパレス、英国の前々世紀の万博会場ですが、そこで使われた金属は鋳鉄(pig iron, cast iron) か 鍛鉄(wrought iron) のどちらですか?
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1851年。ペリー来航の2年前ですね。建物の骨組の材料とういことでしょうが、これに鋳鉄を用いるとひどいことになります。とても荷重を支えることはできないでしょう。ベッセマー法が開発されたのはあ1856年ですから、鍛鉄でしょう。これなら荷重を支えることができます。
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- Willyt
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>これだと、もし骨に鍛鉄または錬鉄を使うと、ぐにゃっとなりやすいので不向きなのではないでしょうか??? 確かに強度は落ちますが、荷重がかかると飴のようにへたってしまうということではなく、ちゃんと弾性域を保持していますから構造用に用いることができます。現に初期の鉄製の橋が英国にちゃんと100年以上もの間持ちこたえているものがありますよ。ブリストルから北の方へ50キロほど行ったところに Iron Bridge という村に錬鉄製のアーチ橋が現存しています。
- Ivane
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こんばんは。 私も#1さんと同じ意見です。ベッセマー法・・・つまりベッセマー転炉が製鋼所に普及していた時代です。それによって得られた鋼塊を蒸気ハンマー等を使用して、様々な形状の構造用鋼が量産でき始めた時代です。鍛鉄を使って、現在残っているクリスタルパレスの絵画のような構造を作るほうが、全ての点で合理的です。 ただ現代の鋼材よりも不純物や無駄な元素が添加されていた可能性が高く、現在同じ形状で、同じ強度を持たせるためには、同じような時代の構造物から推定すれば、鋼材の重量が現代の鋼材に比して3倍以上必要だった可能性が非常に高いと思われます。
お礼
鋳鉄:硬いがもろい 鍛鉄:やわらかいが粘る(ぐにゃっとなりやすい?) 鉄骨にもし鍛鉄を使うとぐにゃっとなるので不向きなのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました。送れてしまってすみませんでした。 鋳鉄:硬いがもろい 鍛鉄:やわらかいが粘る(ぐにゃっとなりやすい?) これだと、もし骨に鍛鉄または錬鉄を使うと、ぐにゃっとなりやすいので不向きなのではないでしょうか???