- ベストアンサー
長文を書く力をつけたい
私は今高1です。昔から特に長文を書くのが苦手です。 というのも、小さい頃から本が嫌いで自主的に本を読んだことが数回しかありません。(文学に触れるのは教科書・課題書のみ) もう一つの理由としてとても恥ずかしい事なのですが、読書感想文などの作文を今まで全て親に書かせていたことが挙げられると思います・・・。 国語の試験の解答も支離滅裂だったり、語彙力がなく小学生のような文だったりでとてもお粗末です。 記述問題では△で点数を稼いでいる感じです。 あと前模試を受けたのですが、学校では別に悪くない国語が悲惨な結果でショックを受けています。(実力テストになると成績が悪いです) そこで受験までには一般的な文が書けるようになりたいのですが、日常的に出来ることはないでしょうか? 語学を身につけるのは簡単ではないことは分かっていますが、飽き性なのでなるべく毎日続けられるようなものがいいです。 別に日常的に出来ることでなくても何でもいいですので、教えて下さい。お願いします。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
はじめまして。 まぁ、読書感想文を親に書かせるくらい、苦手なのですから。まずは一筋縄ではいかないと覚悟することでしょうね。 基本的に、学問はめんどくさいものです。 なぜなら人の書いた文章という情報量の少ない手段で、他人の考えていることを自分の中に取り入れる作業に他ならないので。取り入れるトレーニングを多く積んでいる人ほど、力がつきます。これが、読書量の多い人ほど国語の実力がつく理由です。 学問に王道なしと言います。ラクして身に付く力はありません。 ただ、どの力をつけたいかによって、力を入れるポイント(近道)はあります。 書く力の基本を身につけたいなら、多めに読むこと、書くときの構成を考えることです。いわゆる「書けない人」の多くは入力量が足りずに適切な表現ができないので、たくさんの文章を読むことです。そして、書くときには論理的活ポイントをつかんだ文章になるように気をつけることが大事だと思います。 (質問者の方が、どのような記述問題が苦手なのか分かれば、もう少し具体的にアドバイスができると思うのですが…全部苦手ですとかって、やはり答えにくいものですよ。せめて具体例を挙げるとか…) さて、読む際には、物語文と説明文と詩や俳句といった文とに、大きく分けられるかと思います(独断による分類です)。 詩や俳句は、今回は割愛します。私も苦手ですし、いわゆる国語的な感性を要求されると感じているので。それこそ王道なしというか、学校でコツを聞いてほしいというか。 物語文は、書き手にもよりますが、「書いてあること」だけでなく「潜んでいる意図」を読み取り、理解してほしいと思って書かれています。国語の問題では、そういう部分を聞いてくるわけです。いわゆる「行間を読む」ということですね。書く力を高めるには、読む際にはさっと読んで、読んだら物語のあらすじを書くことをおすすめします。そのとき登場人物の行動だけでなく、気持ちの部分にも触れることが大切です。 説明文を読むと、論理構成の立て方を読み取ることができます。「○○だから、○○」とか「○○ならば○○である」といったことです。論理構成を読み解くことがメインなので、流し読みなどをすると意味がありません。私は、音読をおすすめします。ささやき声で口をできるだけ早く動かすように読むことがポイントです。読みながら気をつけることは、文章の論理的な組み立てに留意することです。 さて…図書館で本を借りてきて、文章をたくさん読みます。 物語文なら日本人作家の書いた短編集がおすすめです。最近出ている夏の100冊、みたいなリストを参考にされてもよいでしょうし、今まで教科書に出てきた物語のうち、気に入った作家のものを探すのもよいと思います。書く学習として読むなら、じっくり読まなくても、あらすじを拾う程度で。読んだらすぐ、あらすじを書きます。分からないところは、もう一度本を読み返したりして、変なところがないように仕上げます。 読むのが面倒ならば、昔話の要約文を書くのもおすすめです。ももたろう、かちかち山、つるの恩返し、浦島太郎、などなど。今まで観た映画の要約文でも良いですね(ただ、読む量を増やすことも大変重要なので、やはり読むことをおすすめしますが…)。それも面倒くさければ、あらすじを人に話して聞かせるトレーニングでも、効果はあるでしょう(話すのと書くのとでは、情報量が違うので、話す方が楽すぎるのですが…やらないよりはマシですね)。 説明文の読み込みは、ビジネス関係の本が良いかと思います。本当はビジネス雑誌が手頃で良いのですが…あまりお金も使えないでしょうから。地域の図書館にあったら、それを読んでもいいかもしれません。読んだら内容を図解してみることです。グループ分けや矢印を使ったり表にしたりすることで、文章内の論理構成を別の形に表現します。 書く勉強としては、書く前に書きたいことを図解して、論理構成を明確にしてから、書くようにします。全体像が見えた時点で書きますが、字数制限がある場合には、ここは○○字で書いて、といった風にします。 こういうのが面倒くさいのであれば、何かにつけて理由を3つ考えるというのも、有効でしょう。海が好きな理由とか、このテレビ番組を見る理由とか、将来住むならこういうところで、その理由は~とか、なんでも構いません。慣れてきたら海が嫌いな理由とか、この番組を見たくない理由とかも同時に考えます。 書くときには、物事をまとめる力と、論理的に分かりやすく整理する力が必要だと思います。その部分を鍛えることを意識して過ごすことで、より書く力が向上すると思います。 長くなりましたが、失礼します。 読んでいただいていれば、幸いです。
その他の回答 (6)
- ki-toto--
- ベストアンサー率42% (11/26)
細かな技巧的なこと(適切な語彙、句読点の打ち方など)も必要ですが、それ以上に「何を伝えるのか」ということが重要だと思います。 そのためには、文章を書くとき、すぐに書き始めないことです。 まずは、何を書きたいのかを明確にします。それを、どんな順序で、どのような例を挙げて書くのか、計画を立ててください。 また、普段から社会のことに関心を向けて、自分なりの考えを持っていることも必要ではないでしょうか。 例えば「ニートについてあなたの意見を書きなさい」という問題が出されたとします。(「受験までには」ということは、小論文などの対策なのだと思いますので。)今まで、ニートについて一度も考えたことがなかったとしたら、限られた時間内でいい意見を述べるのは難しいと思います。 ご質問の文章を読みますと、質問したいことがはっきりしていて、読みやすい文章だと思います。 今回の文章のテーマは、題名の「長文を書く力をつけたい(ので、どんなことをすればいいのか)」です。 本文では、「原因の分析」・「現状の説明」・「質問したいこと」が、きちんと段落を分けて書かれています。 ご自分でお粗末になってしまった、と思った文章を読み直してみてください。文章全体のテーマを一言で言えますか? 段落ごとに、その段落のテーマを読み取れますか? 国語の解答でも、長さに関わらず、その文章を貫くテーマを意識してみてください。 少しでも参考になれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 まず何を伝えたいのかが分からないと話になりませんよね。 でも日頃文章のテーマを意識すれば自然と出来るようになってきそうです。 あとは社会のことについて関心を持ち、考えを持つことはいい意見だと思います。 やはり話題がないと何も書けないですからね。とても参考になりました。
- mataoyu
- ベストアンサー率40% (82/204)
わたしの経験を書いてみます。 わたしも文章を書くのは、苦手でした。 でも、初めて犬を飼い始め、そのことをWebに書き始めたら、自分でも分かるくらい、はっきりと文章がよくなってきました。 つまり、 1.好きなことを書く(読む提案はありましたね)。 2.それをブログやホームページで、恥ずかしがらずに発表する。 読むことは大切ですが、それ以上に、たくさん書いてみることは、あなたの文章力を向上させるでしょう。 なお、書いたら、そのまま発表するのではなく、必ず、何回か読み直して、手を加える習慣を付けることも、とても大切だと思います。 また、語彙に関しては、類語辞典を使うといいと思います(すでに提案がありますが)。 ちなみに、わたしは「デジタル類語辞典」を用いて、パソコン上で検索しています。 gooのライバルなので、書きにくいのですが、yahooでは類語も検索できます。
- 参考URL:
- http://dic.yahoo.co.jp/
お礼
ご回答ありがとうございます。 私も以前ブログを書いてました。(忙しくて止めてしまいましたが) それで話しているとき、人に伝わらないということが起こらなくなってきたので、結構効果はあると思います。 あとは類語辞典をフル活用させていけばいいですよね。参考URLまでご丁寧にありがとうございました。
- mackbogey
- ベストアンサー率31% (32/102)
長文とは語数でいって何文字程度を指すのでしょう。私は一時、超有名私立高の小論文担当の教師でした。2年生120人に作文を書かせ、添削していました。 50分授業で、毎回500字から800字の小論文を書かせました。これだと長文とは言えませんから、1000字以上を長文と考えましょう。 文章は、自分で書かなくてもうまくなる、という説を聞いたことがありますか。ピアノも習字も車の運転も含め、ほとんどの「技術・技能」は、自分で体や脳を動かさないとうまくならないのに。 では、どうすればいい文章を書けるか。いい文章をじっくり読めばいいのです。どういう書き出しで、どういう語句・表現を使い、どういう順序で書き進め、どういう形で終わっているか。筆者が主張したいこと、伝えたいことを、きちんと書いているか。 いい文章は、設計(構想)がしっかりし、部品・材料(語彙)も豊かで適切でないといけません。それを「名文」を読んで身につけるのです。 問題は「誰の文章が名文か」です。そこが大事な問題なのです。新聞の社説を読めという人もいます。私は賛成しません。 高い位置から見下ろすような、人に説教するような文章を書いても、「何を偉そうに……」と言われるだけでしょう。 自分で好きな作家を見つけ、その文章を暗誦できるほど、読み続け、文章の流れ、リズムを身につけるのも一つの方法です。 また、読売編集手帳、朝日天声人語、産経抄ほか、毎日、日経などの朝刊コラムは、短くて起承転結の妙がわかり、勉強になると思います。 全国紙朝刊コラムは各社の文庫にもおさめられていますから、じっくり読むことを(できれば声を出して)お勧めします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 小論文の教諭をやられていたということでとても参考になります。 やはりまずいい文章を読むことが大切ですよね。 新聞のコラムでしたら短いですし、精読したいと思います。 でも朝刊コラムが文庫に収められているのは知りませんでした。 早速声に出して読んでみたいです。
- otenki-kaisei
- ベストアンサー率20% (50/244)
参考になるかどうかわかりませんが、興味のあることは何かないのかな?例えば、占いがすきだとか、心理学が好きだとか、あとはいわゆるHOW TO本(試験に合格できる方法とかね) こういう自分が興味を引く分野から入れば、読めるんじゃないのかな? いきなり興味のない分野の本を読んでも飽きるのに決まっています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 興味があるのは数学なので数学の参考書だけはたくさん読んでるのですが・・・。 でも興味のある本ですから飽きなさそうですよね。 他にも色々趣味はありますし、また本屋で立ち読みでもしてこようかと思います。
- h18_2666
- ベストアンサー率10% (2/20)
一般にメジャーな方法としては「日記をつける」ことが挙げられると思います。 ただ日記を書くだけでなく,「類語辞典」などを見て,なるべく難解な語を駆使してゆくとよいと思います。 あとは,新聞の社説の感想などを書いたり……。 まぁ,どちらのものも,僕は続ける自信がありませんが(汗),ちょっと気が向いたらやってみるとよいかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 日記は以前ブログでつけてましたが、そういうのを意識してやったことはないです・・・。 類語辞典は電子辞書にあったと思うので、日記でなくても使っていきたいと思います。 新聞の社説も時間があるときにやれたらと思います。気が向いたらやってみることにします。
- phototon
- ベストアンサー率26% (222/841)
新聞の1面の記事だけでも読んだらどうですか 世間で話題になっている事柄などが掲載されているので、興味のある記事をひとつでいいから読んでみる。それだけでも何もやらないよりいいと思いますよ
お礼
ご回答ありがとうございます。 新聞の1面だったら毎日ちょっとした時間に読めますよね。 それに社会の勉強にもなるしいいアイディアだと思います。 毎日続けられそうなので早速明日からやってみることにしますw
お礼
>「書けない人」の多くは入力量が足りずに適切な表現ができないので 私はまさにこの典型的なタイプなんです・・・。やはりたくさん文章に触れないと書けないのは当然ですよね。 そして物語文・説明文それぞれに読むポイントを教えて下さり助かります。 読むだけではなくて自分で要約してみることはやはり大切ですよね。説明文を読んだら図解するというのも有効だと思います。 読むときにも書くときにそれらのことを意識するかしないかで結構違うと思います。 たくさん大切なことが書いてあってとても参考になりました。ありがとうございました。
補足
記述問題なのですが、本当に全てが苦手です。 説明文では代名詞を説明することは出来るのですが、文章中に出てくる難しい言葉について説明することは苦手です。 適当にキーポイントを抜き出して無理矢理字数が収まるようにします。そのため見直すと支離滅裂な文になってしまっています。 小説文は心情を説明するのが嫌いです。空欄がほとんどです。 まぁ両方に言えることは文章を捕らえられていないことだと思います・・・。