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MRSAの死後処置遺体取り扱いについて
葬祭業のモノです。 MRSA、多臓器不全で亡くなられた高齢の故人様がいました。 見ると、両手、上半身を中心にカビのようなものがみっしり 付着していて「これは黄色ブトウ球菌?」と思わせるような 白いカビのようなものが皮膚にこびりついていました。 手についているかびのようなものも、ふき取ってみようと思いましたが皮膚に密着しすぎて取り除く事ができませんでした。 MRSAは接触感染と聞きますが 死後24時間以上たっていた場合、このようなご遺体にふれても 大丈夫なものなのでしょうか? 感染の可能性の有無と白いカビがなんなのか?気になります。 またこのような故人様の場合、なるべく触れないほうが良いのでしょうか? 急いでいます。よろしくお願いします。
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こんにちは。 MRSAは抗生物質が効かないというだけで、その菌自体はどこにでもいる黄色ブドウ球菌という菌です。 大抵の人の皮膚にいます。 なので、MRSAに普通の人が触ったからどうという事は全くありません。 問題なのは免疫力が衰えた人が、MRSAが血液に入るなどして病気を起こしてしまった場合です。 健康な人なら少しぐらい血液に入っても白血球が退治してくれますので、これも問題になりません。 ですので、健康な人が作業する分には、作業終了後、よく手を洗えば全く問題ありません。 洗ってもわずかに残るMRSAは抗生物質に触れない環境では時間と共に減って普通のブドウ球菌になってゆきます。 もし、身内などに寝たきりの人や入院患者さんがいる人の場合は、接触を防ぐ方がいいです。 それから>白いカビのような・・・はおそらく、MRSAのコロニーではなく、白癬菌ではないかと思われます。 MRSAは培地などにコロニーを作ると、黄色っぽいゼリーみたいなコロニーになります。 白癬菌の扱いもほぼ同じです。 白癬菌は洗う事によってよく落ちる菌です。 むしろ洗った手を拭いたタオルなどは洗濯後、必ず日光で干してください。 日光消毒の殺菌力はすごいもので、ほとんど全ての菌を殺菌できます。
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- nayu-nayu
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入院患者など、免疫力が低下している場合はMRSAの集団感染が問題になりますが、健康な一般人でしたら免疫力があるためあまり問題になりません。 葬儀屋という性質上、直接病気で亡くなられたご遺体に触れざるを得ない事もあるかもしれません。 病院でも用いられる有名な手指消毒薬にウェルパス(丸石製薬株式会社)という物があります。 事務所に一つくらい置いておいても良いかもしれません。
- 007_taro
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多分、業者様ですから素手で触られていることはないと思いますが、気をつけた方が良さそうです。 http://homepage2.nifty.com/sousai/kansen.html どこにでもいる菌なので、健康な人は大丈夫のようですが、ご自身の免疫力・抵抗力がどこまであるかは、自覚されているよりも低い場合もありますので。 http://www.d1.dion.ne.jp/~mrsaict/link2-3.html#book5ae
お礼
白癬菌が体にまで侵食するとは知りませんでした。 そちらの感染も十分注意するべき者ですよね。 大変参考になりました。ありがとうございます。