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増幅器の入力インピーダンス

”入力インピーダンスが高くできるので、 微弱な信号の検出に非反転増幅器よく使われる” と聞いたことがあります。 入力インピーダンスが高いと減衰してしまうのでは? と思っています。どのような理屈なのでしょう? また、”入力インピーダンスはあまりにも高いので、 開放状態になると外来ノイズや漏れ電流の影響が ある” とも聞いたことがあります。 これも、どのような理屈なのでしょう?

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  • ベストアンサー
  • ytrewq
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回答No.2

>入力インピーダンスが高いと減衰してしまうのでは? 増幅器の入力に直列に抵抗が入っているような回路をイメージしていませんか。 入力インピーダンスは入力に並列になっていると考えます。 極端な例として入力インピーダンスがゼロの状態を考えれば解かると思います。 増幅器の入力が短絡した状態ですから、電圧もゼロになってしまいます。 デジタルメーターの電圧計やオシロスコープを使ったことがあれば、プローブを触るだけで、電圧値や波形が表示されることを経験していると思います。入力インピーダンスが高く、外来ノイズや漏れ電流の影響を受ける具体的な例です。 ちなみにオーディオなどの接続では出力インピーダンス<入力インピーダンスとしますが、高周波では反射や電力損失を避けるため、インピーダンスの整合が重要になります。 このためTVのアンテナやビデオ入力は75Ωなどと入力インピーダンスが規定されています。

その他の回答 (1)

  • foobar
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回答No.1

信号源(電圧源+内部抵抗で等価的に表わす)から見た場合、増幅器は、 「大きさが増幅器入力インピーダンスの負荷抵抗」に見えます。 (増幅器入力電圧は、入力インピーダンスの両端電圧になる) 信号源からみた負荷インピーダンス(増幅器入力インピーダンス)が低いと、信号源から流れる電流が大きくなり、信号源内部インピーダンスによる電圧降下が大きくなって、増幅器入力電圧が下がります。 入力を開放にしたとき ノイズ源と増幅器入力回路の間が非常に高いインピーダンス(例えば導体間の絶縁抵抗や浮遊容量)を介して結ばれてるような形になります。 入力インピーダンスが非常に高いと、先の信号源内部インピーダンスによる電圧降下が小さくなるのと同様の理由で、電圧ノイズの減衰が少なくなって、ノイズを拾いやすくなります。

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