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随筆の意味?語源?陰暦の起源?
上の二つの質問、それぞれ関わりはないのですがとても気になりました。季語は陰暦に従って分けられるのですよね。 そこで (1)「随筆」という言葉の語源(なぜ「随」「筆」なのか) (2)陰暦の起源 を教えていただきたいです。 ご回答お待ちしています!!
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(1) 「随筆」の起源はわかっていないと思います。ただ江戸時代からある近代より古めのことばです。 この類のもので「随」がつく他の言葉に「随想」というのがあります。どちらの「随」も「したがう」「まかせる」というような意味です。したがって「筆にまかせて書いたもの」と解釈するのが一般的だと思います。『徒然草』の冒頭のとおりです。 (2) 陰暦といわれると幅が広いので、日本の旧暦(厳密には太陽太陰暦)でよろしいでしょうか。 まず、こちらを http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/reki_doc/doc_0100.htm 次は、こちら、日本で一番古い暦法です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E5%98%89%E6%9A%A6 そのもとになった中国の暦法は http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%9A%A6
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- azuki24
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陰暦(太陰暦)は月の満ち欠けを基準とし、1か月を29日または30日、1年を12か月とした暦です。純粋な太陰暦(イスラム暦など)は1年が太陽暦より11日短く、太陽の運行に伴う季節の変化と合わなくなるため、約3年に1回の閏月を設けて、季節と暦のずれを吸収しています。これは「太陰太陽暦」と呼ばれるものです。 「太陰太陽暦」は中国暦・ユダヤ暦・ギリシア暦・バビロニア暦など、古くから世界各地で行われており、日本では古代に中国から伝来した中国暦をベースにした太陰太陽暦が明治5年の改暦まで用いられていました。 明治改暦以降のグレゴリオ暦を俗に「陽暦・新暦」、それ以前の天保暦までを「陰暦・旧暦」と呼んでいます。 連歌や俳句で用いられる「季語」ですが、これはほとんどが「二十四節気(にじゅうしせっき)」に基づいて配分されています。 「二十四節気」は、昔は冬至を起算点として1太陽年を24等分したもの(1節気は概ね15日)です。 二十四節気を導入することによって、太陰太陽暦の欠点である季節と月のずれを解決し、季候の移り変わりを太陽の推移で示すことができるようになりました。 もともとの二十四節気は中国の黄河中流・下流の季節の推移に基づいているため、南北に長い日本では地域によってかなりのずれが生じますが、約半月毎の季節変化を表すには非常に便利だったため、古くから生活に深く根付いていました。 「二十四節気」の各節気をさらに3等分した「七十二候」というのもあります。 以下は今年の二十四節気です。太陽の運行を基準にしているので、新暦・陽暦の日付は毎年ほぼ固定しています。 四季 二十四節気 太陽黄経 (旧暦) (新暦) 春 立春 315度 1月正節 2月 4日 雨水 330度 1月中気 2月19日 啓蟄 345度 2月正節 3月 6日 春分 0度 2月中気 3月21日 清明 15度 3月正節 4月 5日 穀雨 30度 3月中気 4月20日 夏 立夏 45度 4月正節 5月 6日 小満 60度 4月中気 5月21日 芒種 75度 5月正節 6月 6日 夏至 90度 5月中気 6月21日 小暑 105度 6月正節 7月 7日 大暑 120度 6月中気 7月23日 秋 立秋 135度 7月正節 8月 8日 処暑 150度 7月中気 8月23日 白露 165度 8月正節 9月 8日 秋分 180度 8月中気 9月23日 寒露 195度 9月正節 10月 8日 霜降 210度 9月中気 10月23日 冬 立冬 225度 10月正節 11月 7日 小雪 240度 10月中気 11月22日 大雪 255度 11月正節 12月 7日 冬至 270度 11月中気 12月22日 小寒 285度 12月正節 1月 6日 大寒 300度 12月中気 1月20日