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陰暦と陽暦の使い方
睦月、如月等の陰暦の呼称は俳句の季語になっていると思いますが、この呼称を一般的に(特に詩歌等で)陽暦の一月、二月等の代わりに使っていることがあると思いますが、季節感に関わりなく使っても差し支えないものでしょうか。例えば現在の1月3日を睦月3日等と言うような言い方は良いものでしょうか。逆に陽暦の2月を睦月と言って良いものでしょうか。或は一月(正月)や十二月などの特定の月については慣用的に陰暦の呼称も可ということでしょうか。考え方の基準のようなものがあれば教えてください。
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実際に詩歌を作られる方であれば、考え方というよりは感覚的に何が妥当かがまずわかるはずです。 また文学にかかわる態度として、ご自分はどういう意識で言葉を使うのかということをいつも自覚することが不可欠です。 陰暦の月の名からは、学問的にはどうであれ、その名の成り立ちが想像されます。たとえば「弥生」なら、草木の芽吹きが盛んになってゆく春本番。これを陽暦の三月と重ねるのは無理があると感じるかどうか。 また「皐月」であれば、六月後半の梅雨の中休みを「五月晴れ」と呼ぼうか、「ゴールデン・ウィーク」の晴天はどうするか。 これらはどういう態度で言葉を使うかを自分できめなければ結論が出せないことではないでしょうか。 なにが可でなにが非と、簡単に始末をつけられないのを迷惑に思うこともありませんよ。人間のことばのこと、いつもどこかずれ続けてしまうものです。
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旧暦の月の和名は新暦になっても換算せずに昔のまま使われています。そのため実際の季節とは1-2ヶ月のずれが生じています。また節句など本来中国大陸の季節に合わせた習慣がそのまま日本でも採用されたため中国と日本の季節のずれが生じているものもあります。新暦になって100年以上経ったので、旧暦との対比で差があることは皆織り込みずみです。
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早々にご回答有り難うございます。
お礼
感覚的に判断、ということ納得できました。大変有り難うございました。