営業と義理という観点は切り捨てて考えられる方が宜しいと思います。営業は一筋縄ではいかない物である事はご承知でしょうから元の会社の顧客をっと考えられるのはもっともと思います。
同然義理がある様に仁義もあります。同業者になる訳ですから義理を感じているからこそ仁義を通す必要があります。
どういう事かと申しますと正面から堂々と元の会社に対し起業出来た御礼を込めて挨拶をしお世話になったお客様へのご挨拶もしたいとの申し出をして反対されない限りそれから営業活動をすべきです。義理を欠かずに仁義を通す日本ならではこそですがこの処置は必要と思います。本来はお客が営業(商品)を選択するのですから選択した結果に対し元の会社であっても文句は言えないのですが慣習により礼だけは尽くすべきです。
但しお客様への挨拶で絶対止めて頂きたいのは自分が退職した理由が元の会社の批判に通じるようなことを伝える事は避けて下さい。決して良い結果にはなりません。本当であっても貴方の品位も疑われます。
既知のお客を3とするなら新規顧客開拓を7として頑張って下さい。そうすれば決して元の会社の褌で相撲を取っている訳ではないと認識してくれるはずです。
蛇足ながら元の会社の顧客名簿やデータは決して持ち出さないで下さい。此を利用しての活動は個人情報保護令に抵触します。が貴方個人の担当顧客は頭にも入っている訳ですから例外となります。此は前述の元の会社への挨拶で反対されなかった事が根拠になりますのでご注意下さい。
お礼
ご指導ありがとう御座いました。 大変勉強になりました。