- ベストアンサー
ヘテロ接合体の酵素活性について
ヘテロ接合体は酵素活性が正常型ホモ接合体に比べて約6パーセントしかない。しかし、優性の法則に従えば、0パーセントか100パーセントになるそうなんですが、なぜ、このような中途半端な活性になったのか、おしえていただけないでしょうか? よろしくおねがいします
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
そもそも、 なぜ優性の法則に従うと100%の酵素活性があると考えているのでしょうか。 酵素活性で両方のアリルから翻訳されていて、 翻訳産物からのフィードバックがかからない遺伝子ならば、 翻訳産物量は50%になるのではないでしょうか。 50%の翻訳産物量でも表現型が現れるのならば、 優性の遺伝子ということになりますが、 表現型と翻訳産物量(とその活性)は別のものです。 ドミナントネガティブ: 変異の入った遺伝子の翻訳産物が、 正常な遺伝子の翻訳産物の活性を阻害することにより、 もう片方のアリルが正常型でも活性が低下する という変異の種類も存在します。