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ホモ接合体
教科書に以下のように書いてありました。 ・対立遺伝子・・・相同染色体上で同じ位置にある、"異なった形質"を現す遺伝子。 ・ホモ接合体・・・ひとつの形質に関係する対立遺伝子について、"同じもの"をついで持つ個体。 対立遺伝子はお互いに"異なった形質"を持つはずなのに、"同じもの"を持っているというのはどういうことなのでしょうか?教えてください!
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エンドウで、豆の形を決める遺伝子に「丸い豆を作る遺伝子」と「しわの豆を作る遺伝子」があります。これらをそれぞれ R、r とします。「ひとつの形質(=豆の形)に関係する対立遺伝子」として、Rとrがあることになります。 受精するとき、これらの「対立遺伝子Rとrの組み合わせとして、RR、Rr、rrの組み合わせができる」ということになるわけです。 そこで、 >・ホモ接合体・・・ひとつの形質に関係する対立遺伝子について、"同じもの"をついで持つ個体。 という文がちゃんと意味を持つことがおわかりでしょうか。 ※なお、「対立遺伝子はお互いに"異なった形質"を持つはず」と書かれていますが、「形質」というのは、遺伝子の持つ働きが実際の個体に現れた性質を言います。例えば「豆が丸い」というのが「形質」です。遺伝子Rが丸い形質を持つのではありません。
お礼
ありがとうございます!色々と間違った解釈をしてしまっていたようで;とても参考になりました!