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光回復酵素について
光回復酵素の可視光による活性化についての質問です。 紫外線による突然変異体を作成していますが、この酵素のために 紫外線照射後しばらくは可視光を遮断する必要があるようなのですが、 細菌では一般的にどれくらいの時間、可視光を当てると光回復酵素が 活性をもち修復を行うのでしょうか?
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>光を当てた瞬間からということは、一瞬でも当てると活性化する ということでしょうか? 光回復酵素は光のエネルギーを利用して光回復を行うので、光が あたっている間しか活性は出ません。なので、一瞬あたってたからどう ということはないと思います。 用いる細菌は対数増殖しているものの方が変異が早く固定されるので 適していると思われます。
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- Fiorina
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回答No.1
光回復酵素の活性は光をあてた瞬間から出ると思います。 重要なことはそのバクテリアが分裂して突然変異が固定される までの間、光をあてないで置くことで、バクテリアの分裂周期に よると思われます。 また、突然変異の作製にはUVAを含まないUVCの光源を 使うことが重要でしょう。UVAが含まれていると光回復が 起こると期待されます。逆に、可視光でも緑より長波長の光 だと修復は起こりません。
質問者
お礼
ありがとうございます。 光回復酵素のin vivo での活性についての論文がなかなか 見つからないので助かります。そこでまた2点質問させて下さい。 光を当てた瞬間からということは、一瞬でも当てると活性化する ということでしょうか?あと、可視光を遮断する術がない場合は 変異株取得には静止細胞を用いた方が良いと判断してよいので しょうか?
お礼
ありがとうございます。 活性を保つためには光を常に受けている必要があるのですね。 植物の種子には光が一瞬あたるだけで発芽が起きるという 現象があるようなので、似たことが起きるかと心配して おりました。問題は解決できました、本当にありがとうございました。