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「悲しみ」の原因は「時間」ではないか?

エントロピーが増大していることが、「悲しみ」と「焦り」そしてその諦念に乗った、人生論的悲観論と直結しているのではないでしょうか。 思い出に浸るというのは、私の場合ですが、精神的苦痛をもたらします。やり直せないからです。もっといえば、時間がたつにつれ、人生面白くなくなっていくからです。 もし、多少なりとも、年をとる事が美しさを増していくようなことだとしたら、あるいは、肉体的可能性を増大させるようなことだったらば、後悔や感傷はなくてすみます。多くの悲しみもなくなります。 自然的なエントロピー増大の中に生きることは、人間のように思考できる生物にとっては不幸なことではないでしょうか?

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回答No.3

詩的な質問で、感覚的な部分でよく分るような気がします。 誤解を恐れずに言えば、あなたの言うエントロピーの増大とは、虚無の増大ということでよろしいでしょうか。そういう意味では虚無を思考することは「不幸」であると思います。 非常に感受性の強い人にとっては、もの心付いた瞬間から、エントロピーの増大を認識し、老いを含めた人間の悲しみを本能で理解しています。 何故、いずれ虚無に消えるのに存在しているのか、こんなことを考える生物は、やっぱり不幸ですね。

noname#32495
質問者

お礼

虚無の増大でいいです。 やはり、動物のように本能をむき出しに、生きることのみにまい進できることが、この根本的不幸から脱することのように思うのですが、人間は損ですね。

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noname#25358
noname#25358
回答No.1

 補足をお願いします。  ここでは、「エントロピー」という言葉をどういう意味で使っていますか?  そもそもエントロピーとは科学用語ですので、特別な定義がなければ、精神論や哲学とは結びつきません。  辞書どおりの解釈をするならば、自然的エントロピー増大を伴う世界は「冷静に観察されるべきもの」であって、それ自体が悲しみを引き起こすようなものではありません。  ここではどのような定義で使っているのか、それを補足してください。

noname#32495
質問者

補足

私は科学的には素人なので、「エントロピー増大」一般教養的レヴェルで使っていると考えてほしいのですが、家も管理しなければ廃墟になり、人は赤ん坊から老人になり、食べ物は土に帰しetc.というようなこととイメージしてもらえばいいです。

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