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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ERPにおけるモジュールの導入とは?)

ERPにおけるモジュールの導入とは?

このQ&Aのポイント
  • ERPとは企業の基幹業務を統合してデータを一元的に管理する手法
  • モジュールはERPの一部であり、ひとつの部分だけ導入することはERPの定義に反する
  • 情報系に無知なため、質問内容がおかしい場合は教えて欲しい

質問者が選んだベストアンサー

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  • familial
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回答No.2

「Q1:会計専門のパッケージの導入よりもERPの会計モジュールだけを導入のほうが有利な点は何ですか?」 「Q2:会計専門のパッケージを導入するのとERPの会計モジュールだけを導入するのでは、コストがそこまで変わらないから、今後の拡張性を考慮してERPを選んだという感じですか?」 まとめてAns. 導入利点は、パッケージごとの使用目的&将来構想を見据えた優劣比較であって、ERPだから、会計特化だからという面で比較しても正論はないと考えます。単純に財務会計機能だけを比較して優劣を決めることも可能です。そうなると、「ERPだから」ではなく機能比較で優劣を決めればよいはずです。日本の会計専門PKGが小回りがきく開発体制により日本税法対応がすばやくできるメリットを強調するものもあれば、世界対応で税対応するメリットを強調するERPもあります。まさにPKGごとに機能比較するだけで、悩む必要はありません。でも将来性や拡張性という視点が加わると検討要因が増えるので比較が複雑になってきます。 記事にあるような「本格的な原価計算システムと従業員情報管理の強化だった。本格導入が完了したのは今年4月で、1年足らずのスピード採用となった。今後はデータウェアハウスであるSAP BWとの連携により患者情報や財務会計に導入範囲を広げる予定だ。。。 」とあるので、まずは「1年で早期稼動」、2番目で患者情報と原価管理との連携「特定医療科とコストの関係や患者治療との相関を調べたい?」など拡張性を狙っているようです。このERPはイメージデータリンクもでき、電子カルテなど病院専用の拡張機能開発を表明しているとうこと。なにより「有名なERP」なので、「みんなで渡れば怖くない」という面もあるのでしょう。 こじんまりとした会計システムに継ぎ足しで拡張するのか、拡張性がある程度見えているERPを土台とするのか、優劣はつけにくいものです。こじんまりとした会計パッケージだとシステム連携部分は手作りです。リアルタイム更新要件があったら、その要件をみたせるのでしょうか?手作り部分が増大した会計専門パッケージの保守は?そんな開発不安・保守不安があります。ERPだって、出来合いシステムだからこそ融通がきかず、逐次拡張できない問題が浮かぶかもしれません。でも、採用段階では”未来の保守フェーズでの優劣判断”はつきにくいものです。 ただ確実にいえることは、開発費が最大のネックだからこそ、”機能有る無し”でパケージ選定判断をしがちであること。ERPが難しいのなら、手作りだったらもっと難しいのではと思うのが人情です。出来合いのシステムならば改善案も浮かびやすいが、まったく何もない状況でそれなりに希望も満たす新システムが作れるのか?誰も使わない無駄となるシステムを作らないか?という不安をもっとも払拭しやすいのがこの記事のERP採用ケースだと思います。 私が、会計専門PKG+手作りで拡張開発するとするならば、まず「病院経営における管理すべき情報とあるべき未来の病院の姿とは」という病院経営コンサルに着手して、病院経営の未来像設定を行ないます。そうでなければ最善かつ優先すべき管理会計の姿が見えてきません。 これがERPにてまがりなりにも実装されているとなると、その機能を見て実現できる管理会計範囲を明確化する作業が短くて済みます。つまり予算計画化が早いうえに、お手軽になりそうだからです。 でも、これが普遍ルールではありませんし、ケースバイケース。特に管理会計における分析機能だけしか目的が見い出せないなら、単純なデータウェアハウスを構築するほうが正解であるケースも多いと思います。何を採用基準に置くかという視点の問題だと思います。

t_leger_b
質問者

お礼

度々ご返事が遅れてしまい申し訳ありません。 詳しく、また分かりやすく説明していただいてとても嬉しいです。もっと勉強してより理解を深めたいと思います。今後も機会がありましたらよろしくお願いします。

その他の回答 (1)

  • familial
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回答No.1

ERPは”統合したシステムを採用して、スパゲッティ状態となった新旧バラバラなシステム群(業務プロセスも)を整理して、無理無駄をなくしましょう。”という発想をもっています。実際にはこれ以外の目的も多数ありますが、ご指摘の記事の背景とは異なるようなので割愛します。 記事の内容から察すると、「まずは原価管理をしたい。それには財務会計も必要。購買管理もすべきだが第一目標ではないので、今回は見送り。」という決断が見えてきます。投資効果を考えて、最善と思われる開発規模に調整したと考えられます。 財務会計、管理会計、購買、販売をすべて統合して導入するのが”美しい世界”ですが、投資効果を考えると必ずしも一度にできないのが現状です。ERPは統合して動く以上、ご指摘の通り統合して業務設計を行わないと本来の仕様をゆがめてしまい、将来の拡張性に禍根を残すことが多いようです。ただ、最小の投資で最大の効果をあげようとするときに、この事例のように管理会計を充実させ業務コスト削減をしたいという目的を優先するならば、購買管理・販売管理を含めて開発規模の膨張を招き結果的に本番稼動時期を遅らせるよりも、まずは管理会計を早期稼動させて原価管理実施・コスト削減の効果を早期獲得するのが良いという経営判断であったと思われます。システム運用保守費削減の目的のために全面リプレイスするようなきっかけがないと、なかなか全面導入にいたらないのが実情です。 ただ、SOA(Service Oriented Architecture)というサービス単位でのシステム化という開発アーキテクチャが登場していて、ERPも対応を表明しているようです。実際にSOA+ERPで開発がされたケースを知りませんが、将来は逐次開発・導入がしやすい環境になるものと予測されています。

t_leger_b
質問者

お礼

回答ありがとうございます。ご返事が遅れまして申し訳ありません。 会計専門のパッケージの導入よりもERPの会計モジュールだけを導入のほうが有利な点は何ですか? 会計専門のパッケージを導入するのとERPの会計モジュールだけを導入するのでは、コストがそこまで変わらないから、今後の拡張性を考慮してERPを選んだという感じですか?

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