好意を持っている人以外から気があるそぶりをされて嫌悪感を抱くのは、セックス経験の未熟な女性であればごく自然な感情のように思います。
心理学的解釈ということになれば、全くの独断ですがセックスへの強い願望が顕現しているとしか考えようがありません。
端的に言えば、性感に目覚めた処女が最も異性にあこがれると同時に最も異性を怖れるはずだということです。
性の快楽を知り始めの頃はさらなる無限の快楽が待ち受けているという期待を誰しも持たざるを得ませんから、これを完璧な形で実現したいものだと願うのが普通です。
つまり、本当に好意を持っている相手との間でその快楽を共有したいものだという欲求が特に強い段階だろうと思います。
ところが、このような理想に対して性欲がそれを上回るほど強いので、肉体自体は男性全てを性の対象として認識してしまいます。
このような自らの肉体の無意識的反応に対してあなたの精神が異議を唱えることになります。
そして、その相手(何とも思っていない男性)をひたすら嫌悪することによって、「これほど嫌悪しているのだから私がこの男とのセックスを少しでも望んでいるはずがない」と証明しようと必死になるわけです。
実際、望んでいるわけではないのですが、男というだけでわずかでも性欲に結び付けてしまいそうな自分に対しての叱責でもあるのでしょう。
あなたが本当のエクスタシーを獲得した段階で、またはそれに匹敵するほどの満足感を他の何かに見出した時点で、そのタイプの八つ当たり的感情は沈静化に向かうはずです。
お礼
回答ありがとうございます。 読んでいてなるほど、と思いました。 そう言われてみれば、思い当たるフシがいくつかありました。 >あなたが本当のエクスタシーを獲得した段階で、またはそれに匹敵するほどの満足感を他の何かに見出した時点で、そのタイプの八つ当たり的感情は沈静化に向かうはずです。 私もそんな気がします。 ありがとうございました。 とても参考になりました。